先日、2007年度米国PGAツアーの日程が発表された。通常の賞金獲得レースと並行し、来季より新たに実施されるポイントレース「FedExCup」の導入に伴い、大幅に変更されたトーナメントスケジュールとなっている。

開幕戦の「メルセデスベンツ選手権」から「ウィンダム選手権」までの36試合は「FedExCupシーズン」として位置づけられ、試合ごとに上位70位までの選手には賞金と並行して順位に応じたポイントを付与。以降の選手にポイントは付与されないが、賞金は順位に応じて配分される。

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37試合目の「バークレイズクラシック」から「ザ・ツアー選手権 presented by コカコーラ」までの4試合はプレーオフに割り当てられ、獲得ポイント上位144名のみが進出。それまで獲得していたポイントはここで一旦リセットされ、ポイントランキングの順位に応じたポイントが改めて付与される。出場選手枠は144名から120名、70名と試合が進むにつれて絞り込まれ、最終的に上位30名が「ザ・ツアー選手権 presented by コカコーラ」に進出。プレーオフ終了後、最も多くのポイントを獲得した選手がシーズンチャンピオンとなる。

以降、最終戦までの7試合「Fallシリーズ」は、ポイントレースでプレーオフに進出できなかったポイントランキング31位以下の選手が参加。獲得賞金レースのみの争いとなり、来季のシード権獲得ラインである賞金ランキング125位以内を巡る白熱した戦いが展開される。