ニュース

米国男子全米オープンの最新ゴルフニュースをお届け

2023年 全米オープン
期間:06/15〜06/18 場所:ロサンゼルスCC(カリフォルニア州)

ギャラリーのために橋を設置 USGAが込めるロサンゼルスCC開催への思い

2023/06/15 17:41

◇メジャー第3戦◇全米オープン 事前(14日)◇ロサンゼルスCC(カリフォルニア州)◇7423yd(パー70)

今年で123回目を迎える全米オープン。ロサンゼルスCCでの開催は2015年に発表された。米国内ではニューヨークの次に人口が多いとされるカリフォルニア州ロサンゼルスでのビッグイベントの入場者は各日2万2000人に制限されているが、メジャー初開催となる名門コースに、全米ゴルフ協会(USGA)は100万ドル(約1億4106円)を投資して準備に取り組んできた。

<< 下に続く >>

ノースとサウスで36ホールあるプライベートコースで今回使用されるのはノースの18ホール。サウスの大部分は駐車場と物流に使用されているほか、ギャラリー向けのショップストアや観戦スペースが設けられている。

2つのコースを結ぶため、USGAはコースと隣接するウィルシャー・ブルバードの道路をまたぐ橋を作った。実に長さ34m、幅7.5m。開幕前日の会見に出たUSGAのマイク・ワンCEOによると、2週前に開催されたPGAツアー「ザ・メモリアルトーナメント」の週末深夜に突貫工事が行われたという。「この地域に住んでいる多くの人は、私たちが橋を建設されるなんて知らなかったのでは?」

チーフ・オフィサーのジョーン・ボーデンハマーは全米オープンの75年ぶりとなるロサンゼルス開催を、こう語る。「1985年、私がブリガムヤング大学(ユタ州プロボ)のゴルフ部員の時にこのコースに来たことがある。その当時からUSGAが『このコースで開催したい』と言っていたのを知っている。その理由は今となっては分からないけど、この素晴らしい競技場に足を踏み入れたときにバックナインの3ホールを見て『これはすごい』と思った」

メジャー4大会では全英オープンの次に長い歴史を持つ大会。今年も歴史的瞬間が紡がれる。(カリフォルニア州ロサンゼルス/石井操)

関連リンク

2023年 全米オープン



あなたにおすすめ


特集

宮本卓×GDO 旅する写心
ゴルフフォトグラファー宮本卓×GDOのスペシャルコラボコンテンツ。国内外のゴルフ写真を随時更新中!!
やってみよう! フットゴルフナビ
サッカーとゴルフが融合した新スポーツ「フットゴルフ」の総合情報サイトです。広いゴルフ場でサッカーボールを蹴る爽快感を、ぜひ一度体感してみよう!

ブラインドホールで、まさかの打ち込み・打ち込まれ!!ゴルファー保険でいつのプレーも安心補償!