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5年ぶりの白星発進 松山英樹は首痛も「いい戦いができた」

◇世界選手権シリーズ◇WGCデルテクノロジーズ・マッチプレー 初日(22日)◇オースティンCC(テキサス州)◇7108yd(パー71)

松山英樹は2019年大会優勝のケビン・キズナーを1アップで退け、1組4人の総当たり戦となるグループステージでまず1ptを獲得した。

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「初戦に勝つのが何年ぶりか分からないので、それは良かった。いい戦いができたかな」と話したように、8度目の出場となるマッチプレーで初戦勝利は宮里優作を破った18年以来5年ぶり(20年はコロナ禍で中止、22年は出場せず)。現在のフォーマットになってからの7大会では、15年も含めて3度目の白星スタートだった。

ティオフ前、首の右側にテーピングのような処置を施して始めたドライビングレンジでの調整は慎重さを感じさせるもの。「正直かなり悪いけど、試合ができるところまでは来ている」と説明する。

1番でいきなりセカンドをグリーン奥に落としてピンチを迎えたが、目の前の高い土手でクッションを入れて寄せるパーセーブ。力感こそ抑えながら、大きなスイングアークで飛距離を稼ぐ場面もあり、短いパー4の5番は335ydを飛ばしてグリーン手前まで運び、先手を取るバーディにつなげた。

アプローチのミスから5.5mのパーパットを残した7番(パー3)では、カップに消える前に歩き出す納得のストロークで譲らない。キズナーが2.5mのチャンスにつけていた後半15番も先に5m強を流し込むバーディ。要所でパッティングが光った。

「そこまで(今週の自分に)期待していない」と言いつつ、「途中悪くなりそうなところで僕もミスしましたけど、ケビンもミスしていた。そこらへんで流れを持っていかれなかったのは良かった」という分析もマッチプレーならでは。一進一退で差が広がらない状況で冷静にゲームを進め、リードは一度も許さなかった。

当地に会場を移した16年以降では初となるグループステージ突破へ、2戦目は大会初出場のジャスティン・サーと対戦する。(テキサス州オースティン/亀山泰宏)

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