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2023年 アーノルド・パーマー招待byマスターカード
期間:03/02〜03/05 場所:アーノルド・パーマーズ ベイヒルクラブ&ロッジ(フロリダ州)

一難去って… 松山英樹は充実のオープンウィークからフロリダ連戦

◇米国男子◇アーノルド・パーマー招待byマスターカード 事前(28日)◇ベイヒルクラブ&ロッジ(フロリダ州)◇7466yd(パー72)

西海岸シリーズはどうにも体調がよろしくないまま終わってしまった。1月下旬から長引いてきたその風邪の症状は、大陸を横断して治まったという。「東海岸に来た瞬間、もう全然(大丈夫)。たぶん(西海岸の)乾燥の影響」。朗報。さあ、調子を上げたいフロリダスイング…、そう思った矢先、次のアクシデントに見舞われるからやり切れない。

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開幕3日前の2月27日、心配のタネである首に痛みが走った。「(オープンウィークだった)先週の1週間は良い感じで練習できたので楽しみだと思っていた。1年半ぶりくらいにまともな練習ができたくらいの感覚。球数は多くないんですけど、それなりに時間をかけて濃い練習ができた」と、充実感いっぱいで試合を迎えられそうだっただけに残念でならない。

午前11時過ぎからアウト9ホールを回った28日も、1Wショットの後に時折、痛みに耐えるシーンが見られた。プレーをやめるほどではないものの、膨らませていた期待が萎むようで、「きょうもあまり(スイング)スピードも出せなかった」と肩を落とす。

シーズンで唯一、近隣の自宅から会場に通勤する大会。「家から通えるというのが一番、違和感があってまだ慣れない…」と話す試合は、過去8回の出場でトップ10が1回(2016年6位)にとどまっている。20位だった昨年、苦い思い出ができた。首から肩甲骨にかけて痛みを発症。不安は解消されないまま、1年が経った。

「何も考えてなかったんですけど、『去年、ここで首が痛くなったよな…』というのが(大会前に)頭に入ったのはどうかなと思いますよね…」

一難去ってまた一難。「良い結果を求めてどんどん行きたいんですけど、きのう、きょうの状態じゃ、ちょっとやれることが限られてくる。痛みなくできたらいい」と願うばかり。心配が口をつくが、この日はラウンド後すぐにコースを去るでもなく、居残りでショット、アプローチ、パット練習もこなせた。

次週には同じフロリダ州で第5のメジャー「ザ・プレーヤーズ選手権」(TPCソーグラス)が控える。コンディションさえ万全ならば、「まあ、やることがしっかり見えてきたような気がしたので、良い感じかな」と思える部分も多い。18ホールを回る、あす1日のプロアマ戦で最終調整する。(フロリダ州オーランド/桂川洋一)

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