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ソニー・オープン直前!「ミッシェル・ウィ」インタビュー

2007年シーズン、フルフィールドのイベント初戦にあたる「ソニー・オープン」ですが、注目はツアーメンバーではなくスポンサー推薦で出場のミッシェル・ウィ。ミッシェルは包帯が巻かれた右手でコースに現れましたが、本人は心配ないと語り、火曜日はディフェンディング・チャンピオンのデビッド・トムズジョー・デュラントと一緒に練習ラウンドを行いました。

記者
「今週はお父さんのビージェイがキャディを務めていますが、手首の具合はどうなんでしょうか?」

ミッシェル・ウィ
「何試合か前の大会で手首を傷めてしまったんですが、それなりに休めていたので大丈夫です。残念ながら徐々に悪くなっているのは事実でたまに痛みもありますが、それほど悪くはありません。今週もプレーできますし、痛みは少しだけなので大丈夫です。」

記者
「靭帯を痛めたの?」

ミッシェル・ウィ
「さあ、それはお医者さんにもよく分からないみたいです。診てもらう先生によって違うことを言われますからね。多少痛みはありますが、針治療によって良くなってきた感じがしますし、実際より見た目が悪いだけです。」

記者
「二人の専門医に会ったそうですが、いつ診てもらったのですか?」

ミッシェル・ウィ
「まずフロリダに行ったときに、手を専門に診ているルーベン医師に会い、レントゲンとMRI検査を受けたんですが、特に悪いところはみつからなかったんです。おそらく捻挫と多少神経を痛めたことが原因だろうとのことでしたが、さっきも言ったようにどんどん良なっています。針治療は決して快適ではありませんが、いい結果につながっています。」

記者
「医師には手首を休めるように言われたんじゃないですか?」

ミッシェル・ウィ
「ええ、そう言われましたが、いま休むつもりはありません。もうちょっとしてからですね。」

記者
「この秋スタンフォード大学に進学することにしたのは、いつ頃決めていたのでしょうか?今から待ちきれないんじゃないですか?」

ミッシェル・ウィ
「スタンフォード大に進むのは生まれたときから決まっていたようなものです。家族全員の出身校ですからね。でも入学が決まって嬉しいです。ちゃんと願書を出して入学手続きをしました。よく、申込書にサインしただけだろうって言われるんですが、そんなことはありません。エッセイも書きましたし、SATを受けたり、高校の先生に推薦状を書いてもらったり、必要な書類をすべて提出しました。特別扱いなんて受けていません。12月15日に合格通知を受け取ったのですが、それまで人生でもっともナーバスになっていましたね。」

記者
「今年は男子の大会、LPGAツアーの大会それぞれ何試合に出る予定ですか?」

ミッシェル・ウィ
「まだ、はっきり決めていないのでわかりません。でも男子の大会、女子の大会の両方に出場するつもりです。」

記者
「今週のゴールは?」

ミッシェル・ウィ
「やはり最高のプレーをすることです。それ以外私にできることはありません。持つ力を最大限に発揮して予選を通過したいですね。」

記者
「予選落ちが続いている男子の大会に出ることでいろいろ言われてきましたが、それでも挑戦するのはなぜでしょうか?」

ミッシェル・ウィ
「私のスポンサーが推薦してくれるわけですから、そのチャンスを逃すなんて私にはできません。私が男子の大会に出ることで悪いことは思いつきませんし、私の予選落ちでスポンサーが非難されることもありませんからスポンサーも心配してないと思います。男子とプレーすることでいろいろ勉強できましたし、これからもたくさんのことを吸収したいのです。男子から学ぶことは果てしなくありますからね。」

手首を傷めているミッシェルは、まだ高校生。ミッシェルの両親、そしてハワイの手の専門医は、手首をいためた理由のひとつは、携帯電話でメールをしすぎるからと言っていました。当然ながら、17歳のミッシェルはそれを否定しています。

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