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知れば納得、「ポッズ選手権」後日談

●乗り移った「悪運」

「ポッズ選手権」の最後まで優勝争いに絡んでいた33歳のヒース・スローカム。最終18番ホール、入ればプレーオフという1.2メートルのパーパットを外し、ベテランのM.カルカベッキアに優勝を浚われたといっても過言ではないだろう。

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先々週「ザ・ホンダクラシック」でも同じような光景を目にした。スローカム同様、33歳のブー・ウィークリーは、最終ホール、1打差のリードがあったが1メートルのパーパットを外し、結局プレーオフで優勝を逃した。

偶然とは怖いもので、なんとスローカムとウィークリーは同じフロリダ出身、高校の同級生というからビックリだ。

これもゴルフの神の仕業なのか…本当に怖いスポーツだ。

●カルカベッキア、運命を変えた250ドルのパター

「ポッズ選手権」で2年ぶり、通算13度目の優勝を果たしたマーク・カルカベッキアだが、初日は「75」と大叩き。その夜は荷物をまとめて次の会場へいち早く移動できるよう準備をしていたという。

初日の「75」打のうち、36回がパッティングだった。気分転換にカルカベッキアは前週末、自前で買った256ドルのパターを使うことにした。すると、翌日からパットが面白いように入り、2日目は「67」、3日目はコースレコードとなる「62」で一気に首位タイに踊り出た。

最終日のパッティングは安定感を欠いていた。13、14番では6メートル以上のバーディパットを沈めたかと思えば、続く15番では1メートル強のバーディパット、18番では2メートルのパーパットを外し、スローカムに最後まで優勝のチャンスを与えた。

カルカベッキアにとっては、謎の市販パターに左右された1週間だったと言ってもいいだろう。

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