タイガー・ウッズが単独首位!/エミレーツオーストラリアンオープン 2日目
タイガー・ウッズがワシントンDCで新たな試合を開催!!
水曜日、タイガー・ウッズは、首都ワシントンDCで新しい大会のホストとして、記者会見に臨んだ。独立記念日の週にふさわしく、ワシントンDCでの開催となる新しいPGAツアーのイベントの名前は「AT&Tナショナル」と決まった。スポンサーのタイガー・ウッズ基金の代表者、ならびにPGAツアーのコミッショナーの記者会見が行われたが、会場はまだ確定していない。
ティム・フィンチェム(PGAツアーコミッショナー)
「会場の候補に上がっているコングレッショナルCCですが、この新しい大会をスタートさせるのに最適のコースだと信じています。もちろん、大会を実現させるには、コングレッショナルCCのメンバーの皆さんの協力が必要です。すでに役員会には、2007年と2008年に“AT&Tナショナル”を開きたいという、こちらの希望は伝えました。役員の方々の反応は前向きなものばかりで、この後、数週間中に行われるメンバーの皆さんの投票で正式に決定する予定です。タイガー、そして、彼の基金が開催に向けてその一方を踏み出すためにもこれは重要なことです」。
タイガー・ウッズ
「大会を主催しないかとお誘いがあった時は、2つ返事で承諾しました。私の父が、軍の特殊部隊にいた事もあり、首都ワシントンDC、それも、独立記念日の週に開催というのは、私個人にとっても特別な意味を持ちます。また、この場で発表したいことが、もう一つあります。この大会期間中、現役の軍人の方は、無料で観戦していただけます。常日頃、命をかけて、国、そして、自由を守ってくださる軍関係の皆さんに、少しでも感謝の気持ちを表したいからです。私を含め、アメリカ国民が幸せな生活を送っていけるのもそういった皆さんが勇気を持って戦ってくださるからです。
12歳以下の子供さんも、無料で観戦出来るので、家族そろって見に来ていただきたいですね。一応、私自身も出場を予定していますが、全ては、第1子の誕生がいつになるかによります。いま、私にとって一番大切なことは子供の誕生なので、この段階でお約束は出来ませんが、出場する意思はあります。こればかりは、最終的に、妻のエリンが決断を下すことになるでしょうね」。
タイガーにとってはPGAツアーイベントのホストとなるだけではなく、これを機にアメリカ東海岸でのチャリティ活動もさらに活発になりそうだ。
タイガー・ウッズ
「我々タイガー・ウッズ基金は、アメリカ東海岸でのタイガー・ウッズ・ラーニングセンターの開校を当面の目標としてきました。そしてここワシントンDCに今後ラーニングセンターを開校し、子供たちの夢と将来の可能性を伸ばすことに力を注ぎたいと思います。カリフォルニア州にあるラーングセンターには、今年に入ってすでに5000人近くの子供たち訪れ装備の行き届いた施設で沢山な知識を学び、色々な経験をつむことが出来ました。このラーニングセンターでは当初の目的を達成できたと思います。
ですから今後はPGAツアー、AT&T、そして地域の方々のお力添えの下、ここワシントンDCでも何か素晴らしいことが出来ればと思います。我々は大きな夢を持ち、将来大きな可能性を持つここワシントンDCの子供たちのためにも大きな力になれると思います。ですから今回こうしてワシントンDCを訪れ、この先、子供たちを助けられたらと思うととても嬉しいです。」
賞金総額は600万ドル、出場選手は招待選手限定。タイガー・ウッズ基金がホストを務め、12歳以下の子供、さらに現役のアメリカ軍人は入場無料となる。