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2022年 全米プロゴルフ選手権
期間:05/19〜05/22 場所:サザンヒルズCC(オクラホマ州)

「間違いなく人生で一番難しい」 木下稜介は念願の米国メジャー

◇メジャー第2戦◇全米プロゴルフ選手権 事前(17日)◇サザンヒルズCC (オクラホマ州)◇7556yd(パー70)

「いや~難しい、マジで難しい、間違いなく(人生で)一番難しい」。思わず3回も言葉を重ねた。大会初出場の木下稜介にとっては昨年初めての大舞台だった「全英オープン」に続くメジャー。同じパー70でも全英のロイヤルセントジョージズGCは7189ydで、こちらは7556yd。イングランドでは硬い地面でボールもよく転がってくれたから、飛距離面で悩まされることもなかった。

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「ここはキャリーで(稼いで)いかないと話にならない。ハイボールのビッグキャリーがいる」。一朝一夕では手に入らないものが欲しくなる。もちろん、しっかり現実を見ている。「距離がしっかりあってタフな分、フェアウェイは広くとってある。すごくフェアなセッティング。(自分は)距離が飛ばないので、しっかりフェアウェイキープしないと戦えない。ラフに入ったときは、できるだけ寄せやすいところに外す。頭を使ってやるかしかない」

全米プロ最終日翌日に受ける「全米オープン」最終予選会のコースを下見するため、前週のうちに渡米。当地には15日(日)から入って連日ハーフの練習ラウンドを続けてきた。この日もハーフ、折り返してもクラブハウス近くに戻ってくる12番あたりで切り上げようというプランだったが、10番ティで気が変わった。

サム・バーンズ選手と合流できたので、勉強も兼ねて、あと9ホール行こう、と」。キース・ミッチェルと2人だけだった組に加わってきたのは今季2勝で年間ポイントレース2位、世界ランキング13位につける25歳。飛距離、ショートゲームの差を目の当たりにしてモチベーションはさらに上がった。

前週の渡米前は奥嶋誠昭コーチに奈良まで出向いてもらってチェックを受けた。「ここで結果を出すために頑張ってきた。その成果が出るように、あと1日調整して、万全の状態で挑みたい」。高い壁を前にして、むしろ闘志が燃え上がっている。(オクラホマ州タルサ/亀山泰宏)

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