「日本のゴルフ愛を感じた」コリン・モリカワ 彼女の話、家族の話
2021年 ZOZOチャンピオンシップ
期間:10/21〜10/24 場所:アコーディア・ゴルフ習志野CC(千葉)
日本→ドバイ→バハマ メジャー覇者コリン・モリカワの多忙な秋
◇日米ツアー共催◇ZOZOチャンピオンシップ 事前(20日)◇アコーディア・ゴルフ習志野CC (千葉県)◇7041yd(パー70)
コリン・モリカワが日本を訪れるのは今回が5度目だという。「ゴルフの試合で来るのは4回目かな。最初が2016年だったから、ほぼ毎年来ている計算になるね」。父がハワイ出身の日系米国人で、初のメジャー優勝を飾った昨年「全米プロ」の最終日前夜はうどんを食べた大の日本食好き。「寿司、うどん、日本食はどれも最高だよね。1カ月くらいいたら、(食べ過ぎて)きっと体型も変わっちゃうよ」と冗談めかす。
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メジャー2勝をマークしている世界ランキング3位の24歳は、外用鎮痛消炎薬「バンテリン」で知られる興和株式会社とスポンサー契約を結ぶことが発表されたばかりでもある。「日本はゴルフも盛んだし、ゴルフ好きな方も多い。ゴルファーとしてだけでなく、人としても日本のマーケットとつながりを持ちたい。興和とのパートナシップを通じて、僕という人間を知ってもらえたら」という言葉からも器の大きさがにじむ。
2021年の「WGCワークデイ選手権」や「全英オープン」を制し、欧州ツアーのポイントランキング「レース・トゥ・ドバイ」でもトップを走り、米国人初制覇を視界に捉える。この大会の後は欧州ツアーが行われるドバイへ飛び、12月にバハマで開催されるツアー外競技「ヒーローワールドチャレンジ」にも出場予定。「自分のゲームが世界で通用することの証明になる。プロゴルファーになるということは、毎週の準備の仕方を旅先で学ぶことでもあるんだ」。自覚を胸に日本でももちろんタイトルを狙う。(千葉県印西市/亀山泰宏)