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2021年 ウィンダム選手権
期間:08/12〜08/15 場所:セッジフィールドCC(ノースカロライナ州)

1打に泣いたローズ、シード喪失のフリートウッド 圏外から滑り込みは3人

◇米国男子◇ウィンダム選手権 最終日(15日)◇セッジフィールドCC(ノースカロライナ州)◇7131yd(パー70)

ビッグネームにとって試練のレギュラーシーズン最終戦となった。今大会予選落ちを喫してキャリアで初めてプレーオフシリーズ進出を逃したリッキー・ファウラーに続き、ジャスティン・ローズトミー・フリートウッドのイングランド勢がフェデックスカップランキング125位に届かず終戦を迎えた。

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サンデーバックナインで優勝争いに加わっていたローズは「125位以内に入るためではなく、勝つためにプレーしていた」。最終18番で1.5mのパーパットを外し、通算13アンダーは大混戦のリーダーボードで一気に10位タイまで後退。ポイントランク126位とわずかに及ばず、プレーオフシリーズが始まった2007年からの“皆勤賞”がストップした。

3シーズン前の年間王者。「18番までは明らかに自分の手の中にあったんだ。でも、うまくいかなかった。胸が締めつけられる思いだ」と必死に言葉を絞り出した。

来季の出場機会は心配する必要がないファウラーとローズに対し、通算1アンダー65位で終えたフリートウッドはフルシードを喪失。ポイントランク137位は限定的な出場資格にとどまる。

圏外から滑り込みを果たしたのは3人。プレーオフで敗れて2位のロジャー・スローン(カナダ)は131位から92位へジャンプアップ。「キズナーの勝利を祝福したい。(6人のプレーオフは)とても楽しかった」と生き残ったことへの喜びが勝った。

12アンダー15位のスコット・ピアシーチェッソン・ハドリーも逆転での進出となった。ハドリーは前半16番(パー3)でキャリア初のエースを決め、飛び上がって大喜び。後半も集中力を切らさず、この日のベストスコア「62」で125番目の切符をつかんだ。「この2年間、あまり良いことはなかったけど、今日は本当に素晴らしい一日だった」と興奮冷めやらぬ様子だった。(ノースカロライナ州グリーンズボロ/亀山泰宏)

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