「WGCフェデックス セントジュード招待」初日リーダーボード
2021年 WGCフェデックス セントジュード招待
期間:08/05〜08/08 場所:TPCサウスウィンド(テネシー州)
東京からツアーのチャーター機で移動 松山英樹は五輪明けアンダーパー
◇世界選手権シリーズ◇WGCフェデックス セントジュード招待 初日(5日)◇TPCサウスウィンド(テネシー州)◇7233yd(パー70)
「東京五輪」を終えた翌日の2日(月)、世界選手権シリーズを控えた選手たちはPGAツアーが用意したチャーター機でテネシー州メンフィスに飛んだ。松山英樹もその一人。時差ぼけも、疲労も残る身体をひきずって主戦場に復帰した。
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米国での出場試合は新型コロナウイルス感染で途中棄権した「ロケットモーゲージ・クラシック」以来1カ月ぶり。短い準備期間で調整した松山は第1打を左のバンカーに入れた序盤2番でボギーを先行させながら、3mのチャンスを生かした6番からの2連続バーディで挽回した。
後半はティショットを大きく右へ曲げた後、カート道近くからの2打目をピンそば4mにつける好リカバリーもあり、トータル4バーディ2ボギーの「68」。内容には「試行錯誤しながらやっているが、アイアンの距離感もなかなか合ってこない」、「パット自体は全然ダメ。ただ、スムーズに、しっくりきたホールでは入ってくれたので、どうしたらいいか考えているところ」と納得しなかったが、「アンダーパーで回れた。そこは良かった」と及第点を付けた。
前身の「WGCブリヂストン招待」で2017年に優勝した大会だが、会場と名称が変更された19年以降は優勝争いに加われていない。五輪メダルにあと一歩が届かなかった戦いはもう終わったこと。シーズン2勝目に向けた戦いが早々にリスタートした。
さっそくターゲットとなる選手が目の前にいる。同じ組で回ったハリス・イングリッシュが8アンダーの単独首位でスタート。「ハリスが伸ばしている。少しでも付いていけるように」。一日でも早くトップフォームに戻したい。