あだ名は「シュレック」 ルイ・ウーストハイゼンのバイオグラフィー
2021年 3Mオープン
期間:07/22〜07/25 場所:TPCツインシティーズ(ミネソタ州)
メジャー大会でまた惜敗したウーストハイゼン「話す気分になれなかった」
◇米国男子◇3Mオープン 事前情報◇TPCツインシティーズ(ミネソタ州)◇7431yd(パー71)
今年の「全米プロ」、「全米オープン」で立て続けに2位となり、迎えた前週「全英オープン」は3日目を終えて単独首位。だが、最終日に「71」とスコアを落としたルイ・ウーストハイゼン(南アフリカ)は、優勝したコリン・モリカワに4打差をつけられて3位に終わった。
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2010年に「全英オープン」を制して以降、ウーストハイゼンはメジャー大会で2位が6回、3位が2回と、2勝目に届きそうで届いていない。ロイヤルセントジョージズの日曜日、ウーストハイゼンは記者たちに言葉を残さず会場を後にした。
「2位だったり、3位だったり、また惜しかった…っていうことを話す気分になれなかったんだ」と、今大会開幕前日の水曜日にウーストハイゼンは振り返った。「がっかりだった。良いプレーをできるはずだったのに、それができなくてイライラしていた。全英オープンとしてはこれ以上望めない天候だったので、本当に失望したし、残念だった。それでも、月曜日には大丈夫だったけどね」
日曜日の夜にチャーター機で米国へ飛び、現地入りしたのは月曜日の深夜2時。それでも「家でじっとして、先週の悔しかった日曜日のことを考えるよりも、すぐにこの試合でプレーできることは良かったと思う」と、大西洋を挟んでの連戦も、ウーストハイゼンにはリフレッシュ効果の方が高いようだ。
米国入りしてからは、打撃練習を減らし、パット練習を少々と身体のメンテナンスに時間を割いている。「良いスイングができているし、パットの調子も悪くない。メジャー大会の後は疲れてよくあることだけど、考え方の間違いをしないように、できるだけ頭をクリアにして臨みたいね」と、気持ちを切り替えてツインシティーズに挑んでいく。