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2021年 ザ・メモリアルトーナメント
期間:06/03〜06/06 場所:ミュアフィールドビレッジGC(オハイオ州)

猛チャージは夜7時から 松山英樹は夕闇の“バーディ締め”

◇米国男子◇ザ・メモリアルトーナメント 2日目(4日)◇ミュアフィールドビレッジGC(オハイオ州)◇7543yd(パー72)

第2ラウンドのプレーを開始したのは午後5時17分だった。雷雲接近による前日の中断、順延による変則スケジュール。太陽がようやく傾きかけた7時ごろ、松山英樹は猛チャージを開始した。

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パットでチャンスをつかみきれなかった序盤を経て、6番でグリーン左サイドの狭いエリアを攻めて最初のバーディ。続く7番(パー5)、残り269ydの第2打を3Wで2オンさせ、下りの10mを沈めてイーグルを奪った。さらに8番(パー3)はグリーン右奥に切られたピンそば1mにティショットをピタリ。前日に3打落とした7番からの3ホールで、逆に3つスコアを伸ばす結果になった。

14番ホールのティショットを放った後、午後8時44分に日没順延のホーンが鳴った。松山はその勢いのままプレーを続け、最後は1.5mのチャンスを生かして“バーディ締め”。1オーバー54位で入った同ラウンドは4ホールを残して通算4アンダー暫定8位に浮上。3日目の午前8時の再開は15番(パー5)の第1打から始める。

異例の夕方スタートとなったが、この日は正午前にコースに姿を見せ、ひと通りの練習に取り組んでから宿舎に戻り、ラウンド前に2度目の調整を行っていた。イレギュラーな状況にあっても、自分のペースは崩さない。(オハイオ州ダブリン/桂川洋一)

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