ウッズが松山を称賛「大きな偉業だ。おめでとう」
ゴルフきょうは何の日<4月13日>
1997年 ウッズが史上最年少で「マスターズ」初制覇
ジョージア州オーガスタナショナルGCに新たなヒーローが誕生した瞬間だった。ゴルフの祭典「マスターズ」でタイガー・ウッズが大会史上最年少記録となる21歳3カ月14日で初制覇を果たした。通算18アンダーは当時の最多アンダーパー記録(※)で、2位に12打差をつけて大会最多ストローク差となった。
初日の前半9ホールで4オーバーと苦戦したものの、後半は4バーディ1イーグルで6アンダーとして「70」でプレーすると、2日目は「66」、3日目は「65」をマーク。最終日は2位に9打差をつけてスタートする独壇場だった。
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大会期間中には人種を理由に脅迫を受け、差別的な言葉を投げつけられたこともあったという。そんなプレッシャーの中、退役軍人の父・アール・ウッズ氏から鍛えられた精神力ではねのけた。
非白人によるマスターズ初制覇という歴史的勝利。当時の米メディアは「驚異の18ホール」(デイリーニューズ紙)などと大々的に1面で報じ、中継したCBSは日曜日の視聴者数が全米で4400万人だったと推定した。アメリカ中がウッズに心酔、祝福した日となった。
※現在の最多アンダーパーは、2020年「マスターズ」でダスティン・ジョンソンがマークした通算20アンダー。ウッズの記録はジョーダン・スピース(2015年)と並んでいる。
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