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2021年 マスターズ
期間:04/08〜04/11 場所:オーガスタナショナルGC(ジョージア州)

「ヒデキには経験がある」松山を追う選手の対抗心

◇メジャー第3戦◇マスターズ 3日目(10日)◇オーガスタナショナルGC(ジョージア州)◇7475yd(パー72)

日本人選手として初めてのメジャー制覇を視野に入れた松山英樹。この日唯一ボギーなしの「65」をマークして通算11アンダー。ただ一人2桁アンダーパーに乗せ、マスターズで初めて単独首位に立った29歳を追う後続選手が、対抗心をあらわにしている。

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2日間首位を走ったものの、連日の「72」とスコアを伸ばせず、4打差2位で最終日を迎えることになったジャスティン・ローズ(イングランド)は「このコースで1つスコアを伸ばすのは、すんなりとできることではない。山も谷もあるだろう」といい、「通算7アンダーで追いかけている選手たちは、ヒデキのような活躍ができる可能性があるので、すべては明日にかかっている」と話した。

同じく4打差を追うマーク・レイシュマンはオーストラリア人として2人目のマスターズ制覇がかかるが、「ヒデキが良いプレーをすれば、自分の運命は自分で決められると思う。だが、このコースでは多くのことが起こりうる。私はそれを見てきた」といい、アダム・スコットがプレーオフの末に逆転で豪州勢として初優勝を果たした2013年大会を引き合いに出した。

さらに、松山をとらえられるかと問われ「彼は全体的に安定していて、素晴らしいアイアンプレーヤー。彼がいいプレーをすれば追いつくことはできない。私は自分の仕事をするだけ」と話した。

「(松山との)最終組に入りたかったが、かなわなかった。それでも、4打差であれば、多くの素晴らしいプレーヤーがすぐそばにいる。自分がやっていることを続けて勝負したい」と話したのは、2位をキープした初出場のウィル・ザラトリス。「グリーンジャケットを着たいと思っているし、実現する良い機会を得た」と、2年弱でメジャーの舞台まで一気に駆け上ってきた24歳に恐いものなし、だ。

松山と同じ6位から出て通算3アンダー9位と後退、トップと8打と差が広がったトニー・フィナウは「1桁台の選手の多くは、できるだけ早く2桁台になるようなレースをしなくてはならない。ヒデキには経験がある。彼は世界レベルのゲームを知っている。ただ、ここオーガスタでは何が起こるかわからないので」と話した。

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