兄弟4人、名前はみんな車関連 マーベリック・マクネリのバイオグラフィー
2021年 AT&Tペブルビーチプロアマ
期間:02/11〜02/14 場所:ペブルビーチGL ほか(カリフォルニア州)
誕生日プレゼントは「ペブルでのプレー」 25歳の“プリンス”が2位
◇米国男子◇AT&Tペブルビーチナショナルプロアマ 最終日(14日)◇ペブルビーチGL(カリフォルニア州)◇7051yd(パー72)
2日目に「69」で回ったスパイグラスヒルGCも含め、4ラウンドをいずれも60台でまとめた。25歳のマーベリック・マクネリは、“思い出”のペブルビーチでツアー初優勝に2打足りなかったが、自己ベストの2位に入って存在感を示した。
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最終ラウンドで「66」をマークし、通算16アンダーでクラブハウスリーダーとしてホールアウトする活躍。最終18番(パー5)で見せた、残り230ydからピンそば7mにつける3Iでの第2打は白星につながらなかったが、ガールフレンドの米女子ツアー5勝、ダニエル・カンからも終始SNSで“声援”を送られていた。
カリフォルニア州で育ち、スタンフォード大時代に12勝を挙げたマクネリは「普段の状況とは違う、ショットのときのアドレナリンを感じられるからプレッシャーに包まれるのが好きなんだ。鼓動も激しくなっていた」と緊張感たっぷりの終盤に満足げ。これまでのツアーでの最高位、前年同大会の5位を塗り替えた。
父のスコットさんはIT大手のサン・マイクロシステムズ(2010年にオラクルが買収)の共同創業者のひとり。ゴルフ愛好家で、数年前には今大会にアマチュアとして、マーベリックをキャディに従えてフィル・ミケルソンと一緒にプレーしたほどだった。
ちなみに、マーベリックが初めてペブルビーチGLを回ったのは16歳のとき。誕生日に父からプレゼントされたという。下部ツアーから這い上がったプリンスは2年目のPGAツアーでフェデックスカップポイントランキングも30位に浮上。さらなる飛躍は待っているか。