優勝者には赤いカーディガンが贈呈される

3月4日からフロリダ州ベイヒルクラブ＆ロッジで開催される「アーノルド・パーマー招待」が、1日8000人を目安に観客動員を計画している。10日、ゴルフチャンネルが報じた。

年明け後も基本的に無観客での実施を続けてきたPGAツアー。観戦エリアと人数を制限して来場を認めたハワイ州マウイ島での新年初戦「セントリートーナメントofチャンピオンズ」、1日当たり5000人の来場制限をかけた前週「ウェイストマネジメント フェニックスオープン」はあくまでもレアケースだった。

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次週「ジェネシス招待」まで続く西海岸シリーズでは選手の家族の立ち入りも認めないなど厳戒態勢を敷く一方、フロリダスイングのスタートとなる「WGC at ザ・コンセッション」（25日～／ザ・コンセッションGC）は人数を制限してギャラリー入場を許可する見込み。

さらに翌週の「パーマー招待」について、トーナメントディレクターのジョイ・チットウッド氏は「キャパシティの25％」を目安とする方針を示した。具体的な人数は言及しなかったものの、ゴルフチャンネルでは1日8000人の可能性があると指摘。大会側は58ページに及ぶ健康と安全のためのマニュアルを作成し、自家用車での来場に絞るなど感染対策を強化するという。

“第5のメジャー”と呼ばれるビッグイベント「ザ・プレーヤーズ選手権」翌週の「ザ・ホンダクラシック」も人数制限を設け、前売り券のみとなる観戦チケットを販売している。