ウッズはパット不満も上々のバーディ締め 無観客に「新しい現実」
どうなる「ZOZO」…アジアシリーズは米本土開催も? 米報道
米国男子ツアー(PGAツアー)が新型コロナウイルス感染拡大の影響で、秋のアジアシリーズ(アジアスイング)の代替試合を米国内で行うことを検討していると、AP通信が14日に報じた。昨年タイガー・ウッズが優勝した日本での10月「ZOZOチャンピオンシップ」に直接的に影響が及ぶ可能性がある。
アジアシリーズは9月に開幕する翌シーズン(2020-21年シーズン)の序盤戦として、韓国での「ザ・CJカップ@ナインブリッジ」(10月15日開幕)、「ZOZOチャンピオンシップ」(同22日)、中国「WGC HSBCチャンピオンズ」(同29日)の3連戦。すでに中国政府は前週、年内の国際的なスポーツイベントの自粛を発表しており、「HSBC」の中止が濃厚とみられている。
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米国に出入国する際、それぞれ2週間の自己隔離をともなう入国制限を強いられる国も依然として多い。現状が続けば、11月12日(木)からのメジャー「マスターズ」を控えていることを考慮すると、「たくさんのトップ選手が極東に向かうことは考えにくい」と指摘している。
関係者がAP通信に話したところによると、「CJカップ」は前週にネバダ州ラスベガスで「シュライナーズホスピタルforチルドレンオープン」が行われることから、2週続けて同エリアで開催する可能性が浮上。「ZOZO」の代替コースとして、カリフォルニア州シャーウッドCCが候補に挙がっているという。ただし、話し合いは初期段階にある。
ツアーのコミッショナー、ジェイ・モナハン氏は15日、今週の「ザ・メモリアルトーナメント」の会見で「私たちは自分たちの市場が直面している事態を認識し、パートナー(スポンサー)と連携して取り組んでいる。現時点ではそれ以外ない。決定事項があれば速やかにお伝えする」と話すにとどめた。