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タイガー「ホストと親は楽、パッティングは…」

長女サム・アレクシスの誕生と初の大会ホストと目まぐるしいスケジュールの中「AT&Tナショナル」を迎えたタイガー・ウッズ。大会初日、タイガーを悩ませたのは大会を主催する重責ではなかった。パッティングだ。

全米オープン閉幕の次の日にサム・アレクシスが生まれた。それ以後、「ほとんどパッティングを練習する時間はなかった」タイガーは、全米の硬く、速いグリーンの感覚で今大会に挑んでしまった。

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結果は初日だけで34パット。スコアも「73」と大会ホストとして予選通過が危うくなってきた。「たぶん今までで最も悪いパッティングのラウンドだ」と振り返る。ラウンド後のインタビューで「パターを変えた?」と聞かれ、「いや、変えてはいないけど、もうこいつ(パター)はぶっ壊してやろうかと思ってるよ(笑)」と相当フラストレーションが溜まっている。

「ミスしたパットは全てショートした。全くスピードが合わなかった。最後の方はピンの上にアイアンショットをつければ楽になるかと思ったけど、それでもダメだった。今日は苦戦の連続だった」とタイガー。

初日のスタート前まで、「ホスト」タイガーは引っ張りダコだった。試合以外での出演やファンとの交流など大会を盛り上げることに注力していた。その甲斐あってか、初日は18,000人の大ギャラリーがタイガーの応援に駆けつけた。

大会を主催する目的の一つに子供たちの教育施設「タイガー・ウッズ・ラーニング・センター」をワシントンDC近辺に設立したいというタイガーの思いがある。大会期間中に募ったチャリティなどは施設設立のための資金に充てる予定で、「そっちは結構な成果が出ると思う」とタイガーは言う。

問題はグリーン上でのパッティングだけだ。ホストとして、予選落ちは避けたいところだ…。

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