タイガー・ウッズの8打差勝利で幕を閉じた「WGCブリヂストンインビテーショナル」。最終日の9番ホールでタイガーを待っていたのは珍しい光景だった。

パー4の9番ホール、タイガーが放った第2打は大きくグリーン左に外れ、木を直撃。跳ね返ったボールはグリーン脇で観戦していた58歳の女性客の二の腕を命中した。直撃したボールを避けるどころか、その女性はなんとボールを腕と胸で抱え込むようにナイスキャッチ。グリーンに到着したタイガーが胸元にボールを抱える姿を見て、思わず笑みをこぼした。

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その後、ドロップをしたタイガーの3打目はグリーンに乗らなかったが、続く4打目をグリーン脇から9番アイアンで見事にチップイン。

この日ノーボギーで回ったタイガーの唯一のピンチ。ハーフの折り返し地点で既に勝利の「女神」はタイガーに微笑んでいたのかもしれない。