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背中を痛めているジム・フューリックの様態は!?

「カナディアンオープン」で今季初勝利を挙げ、このまま勢いに乗るかと思われたジム・フューリック。しかし、続く「WGCブリヂストンインビテーショナル」では練習中に背中を痛めて棄権をしている。今週行われるメジャー最終戦「全米プロゴルフ選手権」の参戦が気になるところだが・・・。

ジム・フューリック
「まだ、背中が張って痛みもありますが、毎日具合が良くなるように祈るだけです。先週末、軽く練習しましたが、練習というよりは、スイングの際にどれだけ痛むかをチェックしただけで終わりました。その後、オハイオまで飛行機で移動したことが響いて、痛みがひどくなってしまいましたね。明日からの2日間も治療を受けるつもりです。思うように練習やラウンドができないのは残念ですが、“全米プロゴルフ選手権”を欠場するつもりはありません。木曜日までに良くなるよう願っています。」

記者
「あなたは“カナディアンオープン”で優勝して波に乗っていましたが、背中の故障によって、精神的にも勢いを削がれてしまった気分でしょうか?」

ジム・フューリック
「そうですね。先週の“ブリヂストンインビテーショナル”には出場しなかったので、普段のオフと同じようにゆっくり休む一方、週末は練習も行いました。メジャーの前の週だったので、もっと多くのボールを打ちたかったと思いますけどね。肉体的、そして、技術的には準備万端とは言えませんが、“全米プロゴルフ選手権”にかける意欲は衰えていません。前向きな気持ちが、早い回復につながればと思っています。明日からの2日間、背中の具合が良くなるように、出来る限りのことをするつもりです。まず、練習のし過ぎに注意したいですね。無理をせずに、回復を待つだけと思っています。」

記者
「この蒸し暑さはプラスとマイナス、どちらに働くと思いますか?」

ジム・フューリック
「私は暑さの中でプレーをするのが好きなんです。多くの選手が汗だくのラウンドを嫌がるものですが、私は気になりません。それに、気温が高くなれば体の痛みを感じませんからね。摂氏38度になっても全く苦になりませんよ。」

ジム・フューリックタイガー・ウッズは、共に今年の「全米オープン」で2位タイ。2人のその後の成績を比べると、それぞれ1勝を上げるなど好プレーを続けている。しかし、フューリックは背中の故障に悩んでいるだけに、「全米プロゴルフ選手権」でどんなプレーを見せるかどうかが注目される。

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