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「応援の力で変わるかも」松山英樹はホームアドバンテージに期待

◇日米ツアー共催◇ZOZOチャンピオンシップ 事前(22日)◇アコーディア・ゴルフ習志野カントリークラブ◇7041yd(パー70)

冷たい雨が降った練習日にもかかわらず、会場には1万1063人のギャラリーが訪れた。練習場やパッティンググリーンには熱心なファンが集まり、移動用カートに乗る選手たちにも声援が飛ぶ。日本初開催となるPGAツアーは、すでに独特の雰囲気を醸し出している。

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松山英樹は言う。「きょうは天気も悪いので、そんなに人は来ていないだろうと思ったけど、びっくりした。PGAツアーでやっていると日本語で応援されることがあまりないので、すごくうれしい」。もちろん、声援が期待の表れということは分かっている。「自分の国でやるっていうことがすごくうれしいし、そこで勝ちたい気持ちが強いです」と宣言した。

ここ数試合は、良いプレーと悪いプレーが交互に出てしまうような状態だ。1Wとパッティングは、常により高い安定を求める懸案事項となっている。今週は総距離7041ydと数字だけみれば短く思えるコースだが、「試合だと長く感じるホールもたくさんあるし、ロングショットもすごく大事だなという印象がある」と気を引き締めた。

前週の「ザ・CJカップ@ナインブリッジ」最終日はノーボギーの7アンダー「65」で締めくくりながら、不安だけを口にした。その調子は「あまり変わっていないです」という。

それでも、プレーする場所が変わっている。「きょう明日でしっかりと準備して、木曜日には合わせたい。日本のみなさんの応援の力で変わることもあると思うので、それに期待したい」。記念すべき日本初開催のPGAツアーでの優勝を、熱い日本のファンたちとともにつかむつもりだ。(千葉県印西市/今岡涼太)

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