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小平智が嘆く不運 運に関する“科学者”の講釈は?

◇米国男子◇シュライナーズホスピタルforチルドレンオープン 初日(3日)◇TPCサマリン(ネバダ州)◇7255yd(パー71)

イーグルを奪ったものの、あとは4つのボギーが並んで2オーバー「73」。前週2日目に続いて、2ラウンド連続で1つのバーディも奪えなかった小平智は「バーディが1個もないと波に乗れない。調子自体は悪くないのに、先週からスコアが出ないのでもどかしい」と複雑な表情だった。

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16番(パー5)のイーグルは、2オンして15m近いロングパットを沈めたもの。「タッチを合わせたのがたまたま入った感じ。イーグルはありがたいけど、1個だけポンと来るより、バーディ2つの方が波に乗れる」と、流れを作りにくいラウンドに苦労している。9番(パー5)は2打でグリーン手前まで運んだが、そこだけ芝が薄くて難しいライという不運。「調子がいいのに、なかなかバーディが獲れなくてずるずる行く。初めての感じで、なんか気持ち悪いです」と困惑気味だ。

くしくも開幕前の会見で、昨年覇者のブライソン・デシャンボーは運について、こう語っていた。

「数日前(トランプゲームの)ポーカー選手と運について話をしたんだ。人生で我々にどんなことが起きるべきか、ということを考えても、我々の一生は無限の時間の中ではあまりに短すぎて、それを知ることすら難しい。我々の人生は、いつも3標準偏差の中に収まっている(※データの99.7%が標準偏差の6倍の幅に収まるという統計学の法則)。それは、人生においては本当に奇妙なことも起こり得るということなんだ。もしくは、極めて普通だったり、その逆だったり。彼は本当に興味深くて『運というものは我々の人生を左右する大きな要素であるけれど、まったくコントロールできたことがない』っていう感じなんだ。とにかく、幸運を維持したりすることは、とても難しい」

この話、参考にもなぐさめにもならないかもしれないが…。

小平は「いまはもどかしいけど、練習してスコアが出てくるのを待つだけかなと。ゴルフは不思議なもので、調子が良くても必ず良いスコアが出るわけじゃないし、調子が悪いからといってスコアが出ないわけじゃないから」と、とても現実的かつ有効そうな対策に取り組んでいた。(ネバダ州ラスベガス/今岡涼太)

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