ポイントランク上位30人&「ツアー選手権」開始スコア
2019年 BMW選手権
期間:08/15〜08/18 場所:メダイナCC(イリノイ州)
松山ら6年連続進出は現在3人 16億円ボーナスへ最終戦は異色のハンデあり
◇米国男子◇BMW選手権 最終日(18日)◇メダイナCC(イリノイ州)◇7613yd(パー72)
松山英樹はプレーオフ第2戦で単独3位に入り、前週33位だったフェデックスカップポイントランキングを15位に上げて、上位30人に付与される次週の最終戦「ツアー選手権」(ジョージア州・イーストレイクGC)出場権を6年連続で手にした。今年まで6年以上連続で進出を継続中なのは、ほかにダスティン・ジョンソン(11年連続)とパトリック・リード(6年連続)だけだ。
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フェデックスカップとプレーオフシリーズが設立された2007年以降、継続中の3人以外で6年以上続けて最終戦進出を果たしたのはハンター・メイハン(07年から8年連続)、マット・クーチャー(10年から8年連続)、スティーブ・ストリッカー(07年から7年連続)、フィル・ミケルソン(07年から7年連続)、ジャスティン・ローズ(10年から6年連続)、ジェイソン・デイ(13年から6年連続)がいる。
「ツアー選手権」進出者には来年度の「マスターズ」、「全米オープン」、「全英オープン」のメジャー3戦の出場チケットも付与される。30人のエリート選手で争われるシーズンラストゲームは今年、ハンディキャップを設ける異色のストローク戦にリニューアルした。
プレーオフ第2戦までの獲得ポイントに応じたストロークハンデ戦となり、1位のジャスティン・トーマスは10アンダーから4日間の戦いを始める。
2位パトリック・カントレーは8アンダー、3位ブルックス・ケプカは7アンダー、4位のリードは6アンダー、5位ロリー・マキロイ(北アイルランド)は5アンダーからスタート。6位から10位は4アンダー、11位から15位は3アンダー(松山はココ)、16位から20位は2アンダー、21位から25位は1アンダー、26位から30位はイーブンパーで初日の1番ティに立つ。
このハンディキャップを含めた72ホールの通算ストロークで優勝した選手が年間王者となり、ボーナス1500万ドル(約16億円)を獲得。2位でも500万ドル(約5億3000万円)、3位は400万ドル(約4億2000万円)と最終ランキング順に分配され、最下位30位に終わっても39万5000ドル(約4200万円)を手にする。松山は「スコアのハンデがあるのでなかなか追い付くのは難しいと思うけど、頑張りたい」と戦いを見据えた。(イリノイ州メダイナ/桂川洋一)