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2019年 ウィンダム選手権
期間:08/01〜08/04 場所:セッジフィールドCC(ノースカロライナ州)

小平智は10回目の予選落ちで今季終了 9月からシード最終年の戦い

◇米国男子◇ウィンダム選手権 2日目(2日)◇セッジフィールドCC (ノースカロライナ州)◇7127yd(パー70)

小平智は本格参戦2年目のシーズンを一足早く終えた。4アンダーの27位タイから4バーディ、1ボギー2ダブルボギーの「71」とスコアを落とし、通算3アンダー。レギュラーシーズン最終戦は84位タイでの予選落ちとなり、フェデックスカップポイントランキング上位125人が出場する次週からのプレーオフシリーズ進出を逃した。

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トップとは4打差とまずまずの位置でスタートしたラウンドは、中盤の難所を越えられなかった。11番でグリーン右手前からチップインバーディを決めた後、16番でアプローチミスからボギー。「グリーンを2日間、なかなか読み切れなかった」。折り返しの18番、後半4番もショートゲームで耐えきれずダブルボギーを喫し、決勝ラウンド圏内から滑り落ちた。

昨秋に開幕した2018―19年シーズンは22試合に出場し、ストロークプレー戦の最高成績は1月「セントリートーナメント・オブ・チャンピオンズ」の32位タイ。今大会が10回目の予選落ちだった。フェデックスカップポイントランキングは昨季の94位を下回る183位以下になる見通しだ。

1カ月強のオフは、8月末の日本ツアー「RIZAP KBCオーガスタゴルフトーナメント」(福岡・芥屋ゴルフ倶楽部)への出場の可能性があるが、あくまで視線は主戦場にある。9月12日(木)開幕の「ア・ミリタリー・トリビュート・アット・ザ・グリーンブライアー」(ウエストバージニア州・グリーンブライアーリゾート)で始まる新シーズン、昨年4月の「RBCヘリテージ」で得た2年シードの最終年に目を向ける。

1Wの選定に始まるショット不振が響いたが、ここ1カ月で「だいぶ自分の感覚を取り戻してきた」と言えるようになった。「自分の人生は、こう辛い時期みたいなのはあまりなくて。学生時代から自分なりには順調に来ていた。ただ、この2年は苦しいというか、悩んできたが、トンネルはこの3週間くらいで抜け出せる感じになった。気分が良くなってシーズンが終わる」

シーズンを通じたスタッツ(前週までの記録)は全体35位のフェアウェイキープ率67.28%を除けば、ドライビングディスタンス(191位)、パーオン率(183位)、平均スコア(199位)、ストローク・ゲインドの各部門も軒並み170位以下と低調だった。全体的なレベルアップが求められる中、終盤につかんだ感触を来季の希望にする。

「今年は(ポイントランクの)シードも取れなかった。(来季は)まずは125位に入ること、プレーオフシリーズに出ることを目標にしたい。今シーズンはできなかった優勝争いをしたい」。世界最高峰のツアーのスケジュールはせわしない。新しい一年はすぐにやってくる。(ノースカロライナ州グリーンズボロ/桂川洋一)

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