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2019年 全英オープン
期間:07/18〜07/21 ロイヤルポートラッシュGC(北アイルランド)

松山英樹のプレーを観戦して/塚田好宣の現地レポ(その5)

きょうは、松山英樹についてまわることに決めていた。実は、松山のゴルフを見るのは初めてだ。一緒にプレーしたことはない。練習場やコースですれ違いざまに見かけることはあっても、じっくりとプレーを見るのは初めてだった。

1時間ほど前から降り出した雨が影響したのかどうかわからないが、松山の最初のティショットは右に出てそのまま白線を越えてしまった。風は左からのアゲンスト。左への引っ掛けを警戒したのか、それとも何かに反応してしまったのか?打ち直しは上手くいったが、グリーンエッジから約10mを3パットしてしまい、トリプルボギーの「7」とした。易しくはないパットだった。2段グリーン下からのフックライン。見た目には1mは曲がるラインだった。松山の構えは、さらに右を向いていた。ラインを大きく膨らまして、ジャストタッチで寄せたかったのだろうが、インパクトが思ったよりも弱く、カップに届く前に段下に転がり落ちてしまった。

ティショットに使った3Wは、前日まで調子が良さそうだったが、今日はボールが捕まらないというより、右に飛び出してしまっていた。その後も、ショットの修正ができないようだった。

今日のポイントは14番だったと思う。13番でバーディを獲り通算2オーバーに戻した。この時点でまだ予選通過の可能性はあった。カットラインは1オーバー。それは松山もわかっていたと思う。残り5ホールで、もう1つバーディを獲らなければいけない状況だ。松山のアイアンショットやパッティングならば、それはそんなに難しいことではない。もし難易度の高い14番をパーで切り抜けられれば、予選通過はできたのでは?と思う。しかし、彼のティショットは、また右に飛んでしまいパーセーブすることはできなかった。

舞台は「全英オープン」である。プレーヤーに要求されるショットレベルは非常に高い。たとえ松山クラスのプレーヤーでも、ラウンド中にスウィングの修正をするのは難しいのだなと感じた。

初めてこんなにじっくりと松山のゴルフを見られて良かった。今回は予選通過をすることができなかったけど、手に汗握るプレーを見せてもらった。本当に興奮した。一打一打から目が離せず、祈る気持ちで見ていた。

いつか松山はメジャーで優勝できると思う。そんな日が早く来るように、これからも松山を応援していきたい。

あすは、クラブハウスやプレーヤーズラウンジなど、あまり報道されることのない大会の裏側をレポートしてみようと思う。(文・塚田好宣

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