初日から首位を守り切って完全優勝を達成した鈴木愛選手。「たくさん優勝してきたけど、こんなに体力的にきついと感じなかったのは初めてに近い」と、嫌いだったトレーニングから逃げずに取り組んだ成果をかみ締めました。今年の目標である全米女子オープン出場に向けても大きく前進です。

連勝を目指して2打差を追いかけた松山選手の最終日、パープレーで迎えた8番で思わぬミスが…。7mのファーストパットを60cmに寄せたものの、“お先”を外して痛恨の3パット。その後もなかなかチャンスを作れず12位でフィニッシュしました。しかし今回の会場は苦手としていたベイヒル。そこでの上位争いは新たな自信につながったはずです。

最近は上位争いの常連となっている古江彩佳選手。9位から逆転勝利を狙った最終日は果敢に攻めて「65」をマークし、今季ベストとなる3位でフィニッシュしました。年間ポイントランキングも6位から2位に上げて存在感を増すなか、今季初優勝への期待もふくらむばかりです。