400yd超えの20歳選手に注目！／国内は大学生プロ対決
2020/11/24 17:00
例年なら、女子ゴルフは賞金女王レースが佳境を迎え、翌年のシード権争いが決着。男子は海外からの招待選手を交え、“世界レベル”を標榜する大会が開かれている週でした。コロナ禍で今年は趣を異にしましたが、古江彩佳選手の2週連続優勝と金谷拓実選手のプロ初優勝で締めくくられ、ルーキーの飛躍がクローズアップされました。今週の編集後記は「タコ」についてです。
PICK UP NEWS
2連勝のルーキー古江彩佳 勝率は20％超に
2週連続優勝を遂げた古江彩佳選手。20歳ルーキーの強さの秘訣は驚異的なリカバリー率にありました。 「怒っても良いことはない」。今週はいよいよ2020年最終戦です。
大学生ルーキー決戦 金谷拓実がけん引する新世代
金谷拓実選手がプロ転向後、初優勝を挙げ、両手を挙げてバンザイ。石坂友宏選手との学生プロ同士の対決を「すごい試合だった」と振り返りました。母校の先輩でもある松山英樹選手をほうふつさせる活躍ぶりです。
パット復調が支えた今季ベスト 渋野日向子「よくここまで来られた」
不調を訴えていたパッティングが回復の傾向を見せ、今季自己ベスト「66」をたたき出し、5位に食い込みました。ただ、ショットの違和感は解消しきれていない様子。年内の最終戦に向け、練習に励みます。
南ア版デシャンボー？ 20歳ニエナベールの1Wショットをもう見たか
PGAツアーを飛距離で席巻するブライソン・デシャンボー選手もびっくり？な選手が現れました！ 驚異の439ydを記録したドライバーショットに解説者も思わず笑ってしまうほど。
LAST WEEK NEWS
国内男子：ダンロップフェニックストーナメント
今大会で実施されたリモートギャラリーに、大きな将来性を感じました。もし全ホールにカメラとモニターを設置したら、数万人の動員も可能です。これまでのネット配信と違うのは、観客の顔が見えること。稲森佑貴選手は「かなり見られている感がありますね」といい、石川遼選手も「手を振ったり、ライブ感を共有できるのですごくいい」と絶賛。このシステムを本気で手掛ける会社が出てこないかなぁ。（今岡）
国内女子：大王製紙エリエールレディスオープン
「全米女子オープン」の出場が正式に決まった小祝さくら選手。米国での試合経験を問うと「そもそもアメリカに行ったことがないですね」と首を傾げて返答。毎年ハワイで合宿をしていると伝えると「あ、ハワイはアメリカか。あとロサンゼルスっていうところには行ったことあるけど、アメリカですか？」とさらなる“珍回答”。ゴルフもさることながら、米国でもキャラを炸裂させて欲しいです。（林）
PICK UP PHOTO
きれいなコスモスといちゃつくふたり。なんか楽しそうw
NOTE
先日、宮城県で9本足のマダコが発見されました。8本足の軟体動物であるタコは生態も不思議。心臓は3つあるそうで、それぞれ役割が異なります。また、脳が9つあることにも驚きです。1つは頭に、のこり8つは足の付け根にあるそうです。ちなみに、たこ焼きなど日本では親しみのある食材ですが、一部の外国では「悪魔の食べ物」と忌み嫌われているんだとか。写真はツアーで見つけたタコの吸盤みたいな雲。（武田）
Edited by : 武田涼花
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