宮里藍は最後の「全英」73位発進 ミッシェル・ウィが首位
2017年 全英リコー女子オープン
期間:08/03〜08/06 場所:キングスバーンGL(スコットランド)
首位発進のミッシェル・ウィ 9Wと11Wで「易しくなった」
◇海外女子メジャー◇全英リコー女子オープン 初日(3日)◇キングスバーンズGL(スコットランド)◇6697yd(パー72x)
2014年「全米女子オープン」を最後にタイトルから遠ざかっているミッシェル・ウィが9バーディ、1ボギーの「64」をマーク。後続に1打リードをつける8アンダーとして単独首位に立ち、絶好のスタートを切った。
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2回の中断を挟む荒天となった午後とは対照的に、穏やかな天候に恵まれた午前組で出て快調にスコアを伸ばした。「コンディションに恵まれてラッキー。海の景色も美しかったし、とても楽しい日だった」と振り返り、コースレコードを更新するビッグスコアに上機嫌だ。
公式会見ではラウンドの内容を問われ、数多いバーディホールの詳細を述べた。メディアの耳にとまったのはチャンスを演出したクラブだ。6番は11番ウッドで4.5m。14番(パー3)と16番は、いずれも9番ウッドで2m以内につけてバーディ量産につなげた。
7月開催のメジャー「KPMG女子PGA選手権」から5番アイアンを11番ウッド、4番ハイブリッドを9番ウッドに差し替えた。中でも11番ウッドは「これだけハイロフトなクラブは使ったことはなかった」というが、この日は「とても良い仕事をしてくれた」と話し、頼れる武器になっている。
9番ウッドは190~195yd、11番ウッドは180ydの距離をカバー。「とても易しくなった」という新たなクラブ構成で、2つ目のメジャータイトルを手元に引き寄せる。(スコットランド・セントアンドリュース/塚田達也)
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