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風への対応が課題 横峯さくらと宮里美香は14位で終える

◇米国女子◇フボンLPGA台湾選手権 最終日(9日)◇ミラマーG&CC(台湾)◇パー72)

アジアシリーズ第2戦は天候が日替わりとなり、同じコースが大きく表情を変えた。強風と雨に見舞われたこの日、4人の日本勢はすべて、スコアを伸ばせなかった。好天に恵まれた3日目に6位に浮上した横峯さくらは「75」をたたき、通算4アンダーの14位。12位から出た宮里美香も「73」と振るわず、横峯と並んで終えた。

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横峯は2バーディ、5ボギーでホールアウト。「風でボールが流された。4日間の中で一番タフだった」と振り返った。天候が穏やかだった初日は「67」の5アンダーをマーク。同様に風の吹かなかった3日目も「67」としたが、荒天だった2日目と最終日はともに「75」をたたき、日本にいた当時から苦手と口にしてきた、風への対応力が課題として残る結果となった。

それでも「久しぶりに4日間を通して復調のきっかけになるラウンドができた。もっと上に行きたい気持ちは強かったが、いまの私の実力ではこれくらい。ショットが安定してきたのは弾みになるのかな」と前を向いた。

一方の宮里は3バーディ、4ボギー。横峯と同様、2日目と最終日にスコアを落とした。「毎日天候が変わるので、同じコースを回っているのかな?と感じた。最後(の18番で)フックラインをしっかり読めて気持ち良く打てて、バーディで終われてなんとか…」と息を吐いた。

10日は27歳の誕生日。「米国に来て今年で8年目。こんなに長く続けられると思っていなかった。本当にあっという間に1年が過ぎる。強い選手でありたいし、女性磨きもがんばりたい」と話した。

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