日本勢5人に来季シード 宮里藍と美香が2年ぶり復帰
2015年 CMEグループ ツアー選手権
期間:11/19〜11/22 場所:リッツカールトンゴルフリゾート ティブロンGC(フロリダ州)
宮里藍がブログで1年を総括「疲れたーーーー!!!!笑」
米国女子ツアーの今季最終戦「CMEグループ ツアー選手権」が22日に閉幕。今季のベストフィニッシュとなる14位で大会を終えた宮里藍が25日、自身の公式ホームページで2015年シーズンの戦いを総括した。
昨季賞金ランキング86位で初めてシード権を失い、「過去4年間の複数優勝者」の出場資格で参戦した米ツアー10年目だった。「前半戦はかなりいい感覚で出来ていたものの、その感覚が自信になかなか繋がらず、その流れで迎えた中盤はだいぶ自分を模索していた」と、5戦連続予選落ちを喫するなど苦しんだ夏場を今季の山場に示唆した。
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6戦ぶりの予選突破となった9月のメジャー「ザ・エビアン選手権」で、「自分の形が見えてきて、宮里藍らしいプレー」を取り戻し始めたという。以後、シーズン最終戦の14位フィニッシュなど終盤戦の健闘で、賞金ランク77位で80位までに与えられる来季シード権を辛くも回復した。
来季に向けて、いま見えている課題のクリアに取り組むことを明言。その上で、「これからの新しい自分をより強くする為に、まだ時間はかかると思います」とも。30代に突入した2015年の振り返りで、「自分への挑戦は、これからだと思っています」とゴルフと向き合う覚悟を改めて綴った。
日本ツアーにも「日本女子オープン」など4試合に参戦し、米国女子ツアー(LPGA)が発足させた“コースセットアップ委員会”の委員も務めた1年だった。ブログでは「でも、さすがに、疲れたーーーー!!!!笑」と率直な感慨を文字で表し、「心身共に、疲労困憊の一年でもありました」と正直な胸の内を明かしていた。