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“第5のメジャー”で聞いた米国女子ツアーの成長戦略

米国LPGAコミッショナー マイケル・ワン独占インタビュー

6日に三重県の近鉄賢島CCで開幕する「TOTOジャパンクラシック」は、日本ツアーが特別承認した米国女子ツアーの試合だ。1973年からスポンサーを変更しながら開催され、今年で43回目。同ツアーではメジャーを除けば現存する最古のトーナメントで、米国以外での開催大会としても最も長い歴史を誇ることはあまり知られていない。

米国LPGAは今シーズンの全31試合を、アメリカ国内で17試合、アジア(オーストラリアを含む)で8試合(うち1試合中止)、欧州で2試合、その他の地域4試合でスケジュールした。米国外での開催は年々増加傾向にあり、ついに45%を超えた。グローバル化するLPGAは、今後どこへ向かおうとしているのか?

今年9月、フランス・エビアンで“第5のメジャー”として開催されている「ザ・エビアン選手権」の会場で、LPGAのコミッショナー、マイケル・ワン氏に話を聞いた。以下、一問一答形式で紹介する。(編集部・今岡涼太)

◆LPGAは、2013年に「ザ・エビアン選手権」を“第5のメジャー大会”と位置づけました。それにはどんな意義があるのでしょう?

「これは、多くの読者を驚かせることだと思うけど、LPGAのメジャー大会の多くは、以前は普通の大会だった。ANAインスピレーション(旧:クラフトナビスコ選手権)は、1983年にメジャーになるまでの11年間がそうだったし、全英リコー女子オープンは、LETとLPGAが共催となって以降7年間(1994年から2000年)は平場の試合としてプレーされた。だから、一般大会がメジャー大会に昇格するのは、LPGAにおいては普通のことなんだ。どの試合もより大きく、継続的に成長してもらいたいからね。

ある大会をメジャーにしようと決断するとき、その大会は“ユニーク”であることが大切だ。我々は同じようなメジャー大会を5つも必要とはしない。皆さんは、我々のメジャー5大会を通じて、それぞれ全く違った経験をすることができる。我々は、7歳から12歳くらいの若い子たちが、それを目標として努力するような新たな大会、もしくは新たな場所が欲しかったんだ。

多くの少女たちが、自分もポピーズポンド(※)に飛び込みたいと言うし、全米オープンを勝ちたいと言う。我々はさらに若い世代が、エビアンの山上で、自分の国旗を背負ったパラシュートが降りてくるのを見たいと言うようになることを信じている。そんな瞬間こそ、若い子供たちに“大きな夢を持つ”という刺激を与えるんだ。ザ・エビアン選手権の大会代表であるフランク・リブー氏や、スポンサーであるロレックスの面々こそ“大きな夢を持つ”ということを実践している人たちだ。だからこそ、ザ・エビアン選手権には女子ゴルフの遺産となるものを作り出す、すべての要素がそろっている」

※ANAインスピレーションが行われるミッションヒルズCCの18番グリーン脇にある池。優勝者が飛び込むことで有名。

◆「ザ・エビアン選手権」は日本ツアーのメジャー大会(日本女子プロ選手権コニカミノルタ杯)だけでなく、韓国のメジャー大会とも日程が重なっています。今後、それらを考慮して日程を変える可能性はあるのでしょうか?

「我々はたぶん今後もこの日程でいくだろう。その理由の1つは、ザ・エビアン選手権が米国と欧州での戦いを終えて、アジアへ向かう節目にあるという点。もう1つの重要な理由は、その週が米国男子PGAツアーのプレーオフシリーズの合間にあるオープンウィークだということだ。メディア視点で言うと、テレビ放送がPGAツアーとぶつかることがなく、“エビアン”がメーンコンテンツとして注目される。それこそがこの週に行う最大のメリットだ。

私がいつも言っていることは、小さなツアーはより大きなツアーと戦うか、それを注視しなければいけないということだ。私の挑戦はPGAツアーとの関係性において、LPGAにとってベストの日程を見つけること。PGAツアーがNFL(アメリカンフットボールリーグ)と戦わなくてはいけないようにね。私は、このフィールドで戦う選手たちが、最大限の露出を得られるようなスケジュールになるように努力している」

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