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2014年 全米女子オープン
期間:06/19〜06/22 場所:パインハーストNO.2(ノースカロライナ州)

29歳誕生日の宮里藍、パットに苦しみ後半に乱れ

今季の海外女子メジャー第2戦「全米女子オープン」が20日(木)、ノースカロライナ州のパインハーストNo.2で開幕。宮里藍は午前中のプレーで第1ラウンドを完了したが、7ボギーの「77」で7オーバー暫定102位タイと出遅れた。

自身10度目の「全米女子オープン」初日を29歳の誕生日に迎えた宮里。早朝のスタートから、時間の経過とともに気温がぐっと上がる猛暑の中、前半はクールにパーを拾い続けた。11番で2メートル、15番で4メートルをねじ込み、17番(パー3)では、2打目でグリーン奥から上って下るラインを、難なくパターで寄せてパーセーブ。前週同コースで開催された「全米オープン」に出場し、この日は各選手のプレーを観戦した松山英樹も、惜しみない拍手を送った。

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ところが宮里自身の心配は、このパッティングにこそあった。「終盤というか全体的に3~4メートルのパーパットが決まらなかった。内容はそんなに悪くなかったし、コースマネジメントもしっかりできていた」と言う。「フロントナイン(アウトコース)の方が読みにくい」という後半は1番から2連続、6番からは4連続ボギーフィニッシュ。

「狙ったところに打てているのに、入らないのは読みのせい。キャディと意見が一致しているのに入らない。その辺の話をして、ストレスが無いように調整したい」と、巻き返しにはグリーン上でのプレー精度の向上が急務となった。(ノースカロライナ週パインハースト/桂川洋一)

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