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決着は紙一重。ヤニの涙と宮里の笑顔

2012/02/19 21:12


結果的には1打差の2位に終わった宮里藍だったが、2012年の自身開幕戦となった「ホンダLPGAタイランド」を終えた直後の表情はすがすがしいものだった。「ものすごい内容の濃い初戦からの一試合で、自分の力を出し切ったけどヤニが一枚うわてだったのかなと思います」。

最終日最終組、宮里とヤニの直接対決は1番(パー5)からヒートアップする。2オンを狙ってグリーン手前まで運んだヤニに対し、宮里はレイアップ後の3打目をピンそば30cmにつけてバーディ確実。しかし、ヤニが15ヤードほどのアプローチを直接沈めるチップインイーグルで、二人は共に通算15アンダーとなった。

「言い訳には捉えられたくないけど、何回かボールに泥がついていることがあった」という宮里は、5番、6番とその影響で連続ボギーを叩いてしまう。その6番でバーディを奪ったヤニとの差は一気に4打差と、逆転を諦めそうなほどに開いてしまう。

「前半は流れに乗れそうで乗れなくて、ヤニとの差を詰めるのは難しい感じだったけど、どこかで必ずチャンスが来ると信じて粘り強くプレーすることができました」と宮里。

7番、8番でバーディを奪い返し、9番はボギーとするものの、10番(パー5)で2mを沈めると、ヤニが3パットでこの日初めてのボギーを叩く。宮里15アンダー、ヤニ17アンダー。じわじわとその差は詰まる。ヤニが13番でボギーを叩き、15番で宮里がバーディを奪うと、ついにその差は1打となった。

上がり3ホールがまた圧巻だった。16番(パー3)で、ティショットを左手前のバンカーに入れた宮里は、3mほどのパットをしぶとく沈めてパーセーブ。17番、先に下り3m、30cmほど右に切れるスライスラインのバーディパットを沈めた宮里が力強いガッツポーズを見せると、その後にヤニも2mを入れ返す。

1打差で迎えた最終18番(パー5)、宮里は残り129ヤードの3打目を8Iでピン横3mのバーディチャンスにつける。この日のカップ位置は3段グリーンの一番上、段を上りきったすぐのところ。ヤニの3打目は残り104ヤードで「普通に打つとスピンが効いて戻ってきてしまうから、低く、あまりスピンを掛けないように打った」というこのショットをピンそば20cmにつけて、ヤニが自力で大会連覇をもぎ取った。

「2年前に勝ったときよりも、ずっとずっと内容の濃い2位でした」と笑顔の宮里。一方で優勝したヤニは18番グリーンで涙を浮かべた。「彼女も彼女なりにプレッシャーを感じていたのかなと思いました。そのプレッシャーを私が掛けられたのだとしたら、自信になりますね」。勝者の涙と敗者の笑顔が印象的な素晴らしい試合となった。(タイ・チョンブリ/今岡涼太)

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