山下美夢有は平均ストローク1位「ベアトロフィ」本命 古江彩佳に続く日本勢2人目へ
◇米国女子◇メイバンク選手権 最終日(1日)◇クアラルンプールG&CC(マレーシア)◇6536yd(パー72)
単独首位から出た山下美夢有が逃げ切りで大会連覇を成し遂げた。5バーディ、1ボギーの「68」で回り、通算22アンダー(266ストローク)。ことしも灼熱のマレーシアで伸ばし合いを制し、今季3勝目(ツアー通算5勝目)を手にした。
4日間で喫したボギーは初日2番、3日目16番、最終日9番と4日間72ホールで3個だけだった。今季、パーオンできなかったホールをパー以上でしのぐ『スクランブリング』は全体1位となる67.79%。スタッツが示す通り、鉄壁のスコアメークで昨季のルーキー・オブ・ザ・イヤー(新人賞)に続く年間タイトルにも近づいた。
今大会を終えてシーズンの平均ストロークは「69.47」となった。ネリー・コルダ(69.38)、ユ・ヘラン(69.44/韓国)に次ぐ3番目の数字だが、平均ストローク1位に贈られる「ベアトロフィ」争いではトップに立つ。
2024年に古江彩佳が日本勢として初戴冠を果たしたベアトロフィは、年間70ラウンド(R)を消化することが条件。今季78Rをプレーしている山下は、すでに規定をクリアしている。コルダは春と秋のアジアシリーズ7試合を全てスキップするなど53Rにとどまり、出場を予定するフロリダ開催ラスト2連戦の最大8Rを加えても届かない。
ここまで61Rのユは今週、直前にトーナメント欠場を決めた。韓国メディアによると、開幕前日のプロアマでカートに乗っていた際、指を痛めたという。次週の日本開催「TOTOジャパンクラシック」(茨城・太平洋クラブ美野里コース)にはエントリーしていないため、こちらも残りは最大で8R。長引く腹部のけがの治療で休養した期間もあった影響で、70Rにはわずかに及ばない計算になる。
山下に次ぐ「69.81」で4番手のジーノ・ティティクル(タイ)は67Rで、予選カットのない「TOTO-」に出場して規定ラウンド数に到達する見込み。2002年アニカ・ソレンスタム(68.697/スウェーデン)のツアーレコードを更新(68.681)した昨季に続く3度目のベアトロフィを狙う世界ランク2位が最大のライバルとなりそうだ。