竹田麗央がアジアで強いのは「ご飯がおいしいから…」 8月のボストンで見つけた光
◇米国女子◇BMW女子選手権 事前(21日)◇パインビーチGL(韓国)◇6784yd(パー72)
前週「ビュイックLPGA上海」での今季最高4位フィニッシュにも、竹田麗央は少し悔しさをにじませる。サンデーバックナインで2度のチャンスを逃した後、17番(パー3)で痛い3パットボギー。「あとひとつ、ふたつ(パッティングが)入っていたら、もっと優勝争いに絡めた」という思いが勝る。
グリーン上のパフォーマンスに悔しさが募るのは、強みであるショットの状態が上がってきている証拠とも言える。米ツアー2年目のシーズン序盤は左に飛ぶミスに悩んでいたが、8月末に米ボストンで開催された「FM選手権」で発見があった。
アドレスをほんのわずかオープンスタンスにすることで、納得の「つかまったフェード」が出るようになったという。予選落ちしながら得た好感触を持ち帰り、スポット参戦した9月の国内メジャー「ソニー日本女子プロ選手権」で3位。手応えを深めて終盤戦に臨んでいる。
米ツアーへの道を切り開いたのは、2024年「TOTOジャパンクラシック」での優勝だった。昨季ルーキー優勝を飾ったのは3月の中国開催「ブルーベイLPGA」。ことしと同じコースで行われた1年前の「BMW女子選手権」でも10位に入り、春と秋のアジアシリーズでコンスタントに上位へ食い込んでいる。
「ご飯がおいしいからですかね」と冗談めかして笑ったが、前日も韓国のキム・アリムに誘われて多くの選手とともにコリアンBBQのお店へ行ったばかり。肉のうま味を吸わせるため、キムチも鉄板の上で焼く本場のスタイルに大満足だった。ゴルフも食も充実のアジアシリーズで通算3勝目となる今季初タイトルを狙っていく。(韓国・ヘナム郡/亀山泰宏)