「派手なのが好き」全英女王・桑木志帆の“キラキラ”モチベーション
「AIG女子オープン(全英女子)」で日本女子7人目のメジャー制覇を遂げた桑木志帆が5日、東京都千代田区の日本記者クラブで会見に臨んだ。
同クラブで会見したゴルファーは、いずれも全英女子を制した2019年の渋野日向子、25年の山下美夢有に続き3人目。直近ではメジャーリーグ・ブルージェイズに移籍を決めた岡本和真選手や、ミラノ・コルティナ五輪で金メダルを獲得した三浦璃来選手、木原龍一選手の「りくりゅう」ペアなど“時の人”が招かれてきた会見場について感想を聞かれ、「建物から重厚感があって…。すごく緊張します」と話した。
4日早朝の帰国後に「眉毛のクリニック」に行ったことを包み隠さず打ち明けつつ、取材対応や大ファンである女性ラッパー『LANA』のライブに行くなど、忙しく過ごしたという。夜は自身のプレーを振り返り、「そこで初めて客観視して、事の重大さに気がついた。すごい試合で勝ったんだなって」と実感がわいてきたそう。
日本ツアーからの参戦で世界に名を轟かせると同時に注目を集めたのは、頭から手のツメ、ウェアなど全身でかもしだす華やかで鮮やかな“映え”姿。「昔から派手なのが好き。金髪にしたり、カラフルなネイルをしたり、衣装を着たりするのが自分のモチベーション」とやる気のスイッチになっている。
一方で、「ほしいものはあまりない」と物欲は控えめ。大好きなお酒のほか、自らへ褒美は「髪の毛だったり、まつ毛やネイルに時間を費やしたい」と自分磨きにする予定。「ネイルの次の色は…まだ、悩み中です」と笑った。
日本記者クラブでは、登壇者の信条や決意、人柄を象徴的に示してもらうため、会見に合わせて揮ごうを書くのが恒例。桑木は『輝』と書いた。「自分自身キラキラしているものが好きですし、ゴルフ場でも、ゴルフ場以外でも輝きたいという思いで」と意味を説明した。
国内ツアーは14日(金)開幕の「NEC軽井沢72ゴルフトーナメント」(長野・軽井沢72北C)から復帰する。初の年間女王戴冠へ向けたライバル3人を問われ、「いい質問ですね」と微笑むと、佐久間朱莉、菅楓華、荒木優奈の名前を挙げた。「朱莉は昔から切磋琢磨している仲間。菅楓華ちゃんはいつもプレーが安定している。荒木優奈ちゃんは全英でも予選通過して、日本ツアーでもビッグスコアを出したりとか、すごく勢いのある若手選手だなと思う」と話した。
「メジャーで勝てたことは自信になるし、これからも残る。逆にそれで自分を苦しめないように、一区切りつけて、また新たな気持ちでスタートしていきたい」。世界へ再び乗り出す前に、まずは国内最強の称号を狙う。