大会&今季ベスト16位も渋野日向子は「めっちゃ悔しい」1年前とは違う姿で全英へ
◇女子メジャー第4戦◇アムンディ エビアン選手権 最終日(12日)◇エビアンリゾートGC(フランス)◇6479yd(パー71)
渋野日向子は最終18番で3mのバーディパットを外すと、思わず顔をしかめた。10位から上位を目指した最終ラウンドは、4日間で初めての70台となるイーブンパー「71」。これまでの自己最高51位を上回る大会ベストフィニッシュであっても、16位で喜ぶつもりはない。「トップ10を目指していたし…。めっちゃ悔しい」。27歳は何度も何度も、「悔しい」という言葉を繰り返した。
1番でティショットを右に曲げ、レイアップ後の3打目を寄せきれずにボギー発進。それでも粘り強くスコアを戻し、この日1アンダーでバックナインへと向かった。しかし、グリーン上で苦戦。3パットを喫するなどパット数は4日間ワーストの「31」。連日の快晴でグリーンスピードが増す中、「打ちきれなかった」と課題を真正面から受け止める。
7月23日開幕の「ISPS Handa スコットランド女子オープン」(スコットランド・ダンドナルドリンクス)は、待機選手に名を連ねていたがプランを変更した。「調整して、気持ち新たに“AIG”に行けたらいいかなと」。2週間のオープンウィークは日本に帰国し、腰を据えて調整を行うことに決めた。
次戦は2019年大会を制した思い出の舞台、今季メジャー最終戦「AIG女子オープン(全英女子)」(30日開幕)となる。会場であるイングランドのロイヤルリザム&セントアンズGCはラウンド経験がないため、早めにイングランド入りしてコースチェックを行うスケジュールを組むという。
本大会での16位は、今シーズンの個人最高順位でもあった。全英は3位に入った22年を最後に、3年連続で予選落ちが続いているが、今年は1年前とは違う視点で迎えられると語る。「ショットは去年に比べると質がいいのかなと思う。3年間予選を通っていないので、辛抱強くやっていきたい」。悔しさを抱くのも、自分への期待を感じられるからこそ。渋野にとって特別な今季最後のメジャーで、その悔しさを結果へとつなげる。(フランス・エビアン/中村文香)