2026年 アムンディ エビアン選手権

古江彩佳は勝利の記憶よりも新たな挑戦 変ぼうしたエビアンで2度目の頂点へ

2026年 アムンディ エビアン選手権 事前 古江彩佳
24年大会覇者の古江彩佳は6年連続6度目のエビアン

◇女子メジャー第4戦◇アムンディ エビアン選手権 事前(7日)◇エビアンリゾートGC(フランス)◇6479yd(パー71)

歴代覇者として戻ってきたエビアンリゾートGCで、古江彩佳は自身の写真が飾られているのを見て心が温かくなった。「すごくうれしいな」。ただ、感傷に浸るつもりはない。「優勝できたっていう記憶はありますけど、また新しい気持ちに近いのかな」。24年大会を制した26歳の、6年連続6度目の舞台へ向かう心構えだった。

2026年 アムンディ エビアン選手権 事前 古江彩佳
心境は「新しい気持ち」

それは優勝から2年が経ったことに加え、今年はコースに複数の改修が加えられたことも大きい。出だし1番はグリーン右にバンカーが新設された上、グリーンも大きくなった。そして5番(パー3)もグリーンが手前の池のギリギリまで拡張されたことで、ピン位置によっては池のプレッシャーが増した。また、最終18番(パー5)にもフェアウェイバンカー2つが新設されている。

2026年 アムンディ エビアン選手権 事前 古江彩佳
5番(パー3)はグリーンが池ぎりぎりまで拡張された

古江が特に注意を払うのは、グリーンが拡張された2ホールだ。傾斜の強いエビアンのグリーンでは、狙った場所にピンポイントに落とすショット精度がより求められる。「(拡張された)そこにピンを切られた時にどう対応していけるかだと思う」と、新たなポイントをにらんだ。

2026年 アムンディ エビアン選手権 事前 古江彩佳
状態はぼちぼち上昇中

今季はツアー13試合に出場し、トップ10入りは2度(ダブルス戦を含む)。「最初の方はなかなかうまくいかなかった」と振り返る。それでも、5月の日本ツアー出場の際にコーチの父・芳浩さんとスイングを見直し、前週の一時帰国の際にもコースでリズムやターゲットの取り方を調整してきた。「ぼちぼち調子自体は良くなってきている。あとは最後まで集中できるか次第かなと思う」。明るい表情には手ごたえがにじんだ。

2026年 アムンディ エビアン選手権 事前 古江彩佳
2度目のトロフィーへ

ディフェンディングとして臨んだ前年大会は59位に終わった悔しさも残る。「自分にとってイメージは良いコース。その辺もテンションを上げながら、しっかり自分を持ってラウンドできたらいいなと思う」。歴代覇者としての経験を力に変え、変化したコースと向き合いながら、古江が2度目のトロフィーを目指す。(フランス・エビアン/中村文香)

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