おろしたてのUTで米女子ツアー初のエース達成 勝みなみ「いい一年になりそう」
◇米国女子◇みずほアメリカズ・オープン 初日(7日)◇マウンテンリッジCC(ニュージャージー州)◇6735yd(パー72)
2オンが可能なパー5でバーディを奪えなかった。後半6番、フォローの風を受けた1Wショットが右に曲がってパー止まり。続く7番(パー3)、左からの風を感じた勝みなみの第1打は、緩やかなフェード軌道を描いてピン筋へ。グリーンエッジ付近から転がったボールはカップに滑り込み、ホールインワンになった。
ティイングエリアから打ち上げになるため、カップインの瞬間を目視できなかった。キャディにクラブを渡したときに、グリーン周りの声援を聞いてビックリ。同組の畑岡奈紗らとハイタッチを交わし、2019年の国内女子ツアー「伊藤園レディス」以来、米女子ツアーでは初のエース達成を「うれしかったです」と喜んだ。
記念すべき一打を決めた5UTは、今週バッグに入れたばかりだった。同じ番手のクラブのショットが最近、右に流れがちなことに悩みつつ、「結構、前に作ってもらっていたんですけど、(以前使っていたクラブから)替えるのが怖くて」という心境から、思い切ってスイッチ。好みのシャープな顔のダンロップ「スリクソン ZXi ハイブリッド」が最高の仕事をしてくれた。
この日は前半11番でダブルボギーが先行するなど出入りの激しい展開からカムバック。終盤8番(パー5)もバーディを奪い、「70」で2アンダー10位発進を決めた。ホールインワンが大きな支えになったことは疑いようがない。
「本当に良い一打だったなと思います。本当に流れが変わった。あしたも良い流れで回れそうな気がします。一日だけじゃなく、すごくいい一年になりそうな一打だったなと思います」。首位とは4打差のスタート。待望の米ツアー初優勝さえも引き寄せる瞬間にする。(ニュージャージー州ウェストコードウェル/桂川洋一)