「飛び込める?」「お肌には大丈夫そう」メジャー覇者の儀式“プールダイブ”は水深1.2m
◇女子メジャー第1戦◇シェブロン選手権 事前(21日)◇メモリアルパークGC(テキサス州)◇6811yd(パー72)
ことしから女子メジャー初戦の会場がテキサス州メモリアルパークGCに移ると決まった時から、選手や関係者の間でちょっとした話題となっていたことがある。18番に池がないらしい――。ともすれば、コースの難度といった成績に直結すること以上に池の有無が関心を集めてきた。
カリフォルニア州ミッションヒルズCCで行われていた1988年大会(当時ナビスコ・ダイナショア)の優勝者、エイミー・オルコットが18番グリーン脇の池“ポピーズポンド”に飛び込んで始まった女子メジャー初戦の伝統の儀式。2023年からテキサス州ザ・クラブatカールトンウッズに舞台が変わっても継承された一方で問題もあった。
23年のリリア・ヴも、24年のネリー・コルダもミッションヒルズのように管理が行き届いているわけではない池の水質への不安を口にしていた。昨年ダイブを決めた西郷真央もインタビューで「においは結構…」と苦笑いだったが、その後体調を崩す原因にもなってしまったそうだ。
そして、メモリアルパークGCでは18番グリーン横に特設プールが造られた。縦10フィート(約3m)×横15フィート(約4.5m)で水深は4フィート(約1.2m)。ギャラリー用のテラス席に食い込む形のコンパクトなサイズ感は、当地で4週前にPGAツアー「テキサスチルドレンズヒューストンオープン」が開催されたばかりという時間的制約を物語る。
身長150㎝の西村優菜は「私でも余裕なので(笑)、大きい人だとケガしちゃうかもしれないですよね。(浅くて)飛び込める感じじゃ…」と誰もが思う心配を口にした。水質は問題なさそうで、勝みなみは「そこが一番大事。お肌にも大丈夫そう」と女子ゴルファーにとっても譲れない美容の観点から歓迎していた。
ちなみに米報道によると、このプールはあくまで仮設。2020年のコース改修を手掛けた設計家トム・ドークが大会終了後に18番ホールを改めてデザインし、恒久的な池を造る予定となっている。(テキサス州ヒューストン/亀山泰宏)