会心ドローから「右“ド”ペラ」で大ピンチも…馬場咲希はフジクラ最新シャフトで今季ベストスコア
◇米国女子◇JMイーグルLA選手権 初日(16日)◇エルカバレロCC (カリフォルニア州)◇6679yd(パー72)
馬場咲希は今週から1Wのシャフトを藤倉コンポジットの最新モデル「26 VENTUS TR RED」に差し替えた。「ヘッド側(先端部)のしなりが欲しい」という狙いは、持ち球のフェードに加えてティショットでドローにトライする現在の取り組みも踏まえたものだ。
4週前の「ファウンダーズカップ」途中から戻したブリヂストン B3 MAXのヘッドとのマッチングも良好で、後半2番では会心のドローボールが打てた。「結構苦手な感じのホールで、超いいドロー。マジでフェアウェイのメッチャ真ん中だった」。一気にテンションを上げたショットだったが、直後にまさかの大ピンチを招いた。9番アイアンのセカンドは「右に“ド”ペラみたいなのが出て…」と入れてはいけないバンカーへ。最悪のミスで下を向きそうになる自分を必死に鼓舞して3mのパーパットを決めきった。
感情が揺れ動きそうになるホールもあったとはいえ、今季ベストスコアとなる5アンダー「67」のラウンドには笑みがこぼれる。肌寒い早朝のティオフから立て続けにショットをピンに絡めて3連続バーディで滑り出した。4ホール目の13番でティショットを右の木に当て、ボールは根元にポトリ。木を背にして、かなりクラブをアップライトに上げなければいけない2打目だったが、傾斜を伝わせてグリーンに乗せると、20m超のロングパットを2打で切り抜けた。続く14番はペナルティエリアが近い左サイドを警戒して3Wで刻んでから4個目のバーディ。ロケットスタートを生かして18ホールを6バーディ、1ボギーで駆け抜けた。
試合の中でドロー習得に挑戦するのは、ルーキーとして最上位資格「カテゴリー1」を確保した昨季の反省を踏まえたもの。「去年は結果を気にしすぎて(試合の中でトライ)できなかった。でも、それをやった方が(最終的には)結果につながると1年やって思った。ことしは自分がいままでできなかったことを試合でできたら」。まずは初日のチャレンジ成功に大きくうなずいた。(カリフォルニア州ロサンゼルス/亀山泰宏)