「フェード一辺倒!」からの“卒業試験” 馬場咲希はドローにも挑戦中
◇米国女子◇JMイーグルLA選手権 事前(14日)◇エルカバレロCC (カリフォルニア州)◇6679yd(パー72)
大会開催2年目となるエルカバレロCCは、ティショットで右に曲がるフェードよりも左に曲がるドローの方が打ちやすいホールが比較的多いとされる。フェードヒッターの馬場咲希にとっては、少し考えさせられることが増えるコースでもある。前年大会は9位の好発進から2日目に「78」をたたいて予選落ち。苦い記憶もある場所で、一年前からの成長を見せたい。
ティショットの厄介なロケーションは、目下の取り組みが試される格好の“テスト”と受け止める。「最近は『フェード一辺倒!』っていうよりは、ドローも打てるような感じにしたいなと考えてやっている。ちょっとずつだけど打てるようになってきたので、そういうイメージも出してできれば」と話す。
ドローとの打ち分けはルーキーだった昨季から必要性を痛感していた部分だった。スイング自体は変えず、アドレスを微調整することによって2種の弾道を操れないか特訓中。毎週のように、ティショットが打ちづらい“気持ち悪い”ホールと対峙するなかで選択肢を増やしたい。「練習ラウンドでうまくいくところもあったし、失敗するところも…ありました。ドローのイメージは出して打っているのに、実際に出ている球はフェードとか(逆球)もある」と苦笑しながら、新たなトライに前向きだ。
練習で積極的に試しつつ、試合になればもちろんスコアメークが最優先。「イメージが出ないときは無理には打たない」とルールを守りながら、緊張感の中で成功体験を積み重ねることを目指す。「グリーンが難しいコース。がむしゃらにピン(だけ)狙ってもダメだろうし、守るところは守って、狙うところは狙って…みたいな切り替え、メリハリのあるゴルフをしたいです」。ここまでなかなか上位が遠いシーズンも、着実に積み重ねているものがある。(カリフォルニア州ロサンゼルス/亀山泰宏)