アニカ driven by ゲインブリッジ at ペリカン 最終日 組み合わせ
2024年 アニカ driven by ゲインブリッジ at ペリカン
期間:11/14〜11/17 場所:ペリカンGC(フロリダ州)
風に翻弄されて畑岡奈紗は後退 6打差で臨む最終日は「もう少し仲良く」
◇米国女子◇アニカ driven by ゲインブリッジ at ペリカン 3日目(16日)◇ペリカンGC (フロリダ州)◇6349yd(パー70)
予選ラウンドを終えた時点で日本勢最上位の5アンダー8位にいた畑岡奈紗は、5バーディ、5ボギーの「70」でムービングデーを終えて17位と最終日を前に後退した。
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ティオフ前、午前と午後で風向きが違うコースになることは把握していた。この日は強風とはならなかったが、「いきなり止んだり、吹いたり、アゲンストになったりフォローになったり。(風向きが)変わるのは分かっていたけど、回るような風は聞いていなかったのでちょっと難しかった」と、予期しない方向から来る風に戸惑った。
この日のパーオン率は55.55%(10/18)と、初日77.77%(14/18)、2日目66.66%(12/18)と予選ラウンドに比べて低迷。前半2番ではフェアウェイから打った2打目がカップ手前の段下に着弾し、下り傾斜によってグリーン外の花道まで転がった。「(パーだった)6番もだけど、納得のいくショットがバンカーに入っちゃうのは結構きつかった」。アプローチショットで寄せられずにボギーを喫し、3番(パー3)はティショットを右側のガードバンカーに入れて2オン2パットの2連続ボギーにした。
4番でピンそば1.5mにつけてすぐにバーディを奪ってバウンスバックしたが、最終18番も痛恨の“池ポチャ”ボギーにするなどスコアを伸ばせなかった。前日までのプレーと比べて、ショットで右に飛ばすミスも出てきているが、「ちょっとしたタイミングかなと思う」と重く捉えてはいない。トップとは6打差で迎える残り18ホールは「惜しいところまできている感覚はある。もう少し風と仲良くなって、今週で一番いいゴルフができれば」と意気込んだ。(フロリダ州ベルエア/石井操)