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思い出のコースで復調の兆し 西村優菜は6試合予選落ちから12位

◇米国女子◇ウォルマート NW アーカンソー選手権 presented by P&G 最終日(29日)◇ピナクルCC (アーカンソー州)◇6438yd(パー71)

トップ10入りが見える位置で迎えた最終18番(パー5)、西村優菜はフェアウェイからの第2打で迷わず3Wを握ってピンを見た。「きょうはドライバーが飛んでいて狙える距離だった」とイーグルチャンスを狙ったが、最後で恐れていたミスが出た。

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今季はショットの不調が続き、米ツアーでは7月「Danaオープン」から前週「クローガー・クイーンシティ選手権」まで6試合連続で予選落ち。14位で最終日を迎えた今週も、「良いころと比べると30~40%」と不安が消えないまま戦った。

首位と4打差を追ったこの日は、バーディを奪った後半10番のセカンドでフルショットを気持ちよく打ててから、ショットへの不安は少し減った。「そのあと良い感じで打てていて、後半のラウンドはいままでになかった感じ」と後半は14番までに4バーディを奪ってスコアを伸ばしたが、18番の第2打は出球から大きく右に出てロープ外のラフまで曲がった。

カップが見えない状況で、3打目をグリーン手前のカラーまで運び、4打目で2m弱に乗せてパーセーブ。通算11アンダーでプレーを終えたが、グリーンを降りる表情は少し硬い。「今週は、ああいう大きなミスを何回も打ってしまった。良いパーパットが決められてよかったけど、いままではあれが出なかったので…」と最後のミスが悔やまれた。

「最後みたいな大きなミスが出てしまうので、怖さはまだまだある。でも少しずつですけど、良い感覚が出てきたので。回りやすいコースだったのも、ラッキーかな」。昨年は本大会でシーズン自己ベストの3位に入り、年間ポイントレース(レース・トゥ・ザCME)を81位から61位に上げて今季の出場権を確実にした。当時のショットにはまだ届かないが、優勝を狙える位置で、攻めきれたことは自信を取り戻す後押しになった。

ここからは、年間ポイントレース上位60人が出場できる11月の最終戦「CMEグループ選手権」出場を目指す戦いになる。今週を終えて、ポイントレースは66位から65位になる見込み。「ラストスパートなので。最終戦に向けても優勝という目標に向けても、しっかり頑張りたい」と、ことしも思い出のコースで力を得た。(アーカンソー州ロジャース/谷口愛純)

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