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2024年 FM選手権
期間:08/29〜09/01 場所:TPCボストン(マサチューセッツ州)
西郷真央はルーキー・オブ・ザ・イヤー争いトップで残り9戦「毎試合上位で」
◇米国女子◇FM選手権 最終日(1日)◇TPCボストン(マサチューセッツ州)◇6598yd(パー72)
西郷真央が1イーグル4バーディ、2ボギーの「68」で回り、通算6アンダー19位と日本勢最上位でフィニッシュした。
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優勝争いに絡んだ今季メジャー最終戦「AIG女子オープン(全英女子)」の翌週で初日97位と出遅れながら、2日目以降にアンダーパーを並べて上々の締めくくり。それでも、中継局WOWOWのインタビューでは「なかなかバーディパットが決まってくれなくて、もう少し伸ばしたかった」と悔しさをにじませた。
勝みなみと日本勢同士のペアリングとなった最終日は前半2番(パー5)でボギーが先行した。3番(パー3)ですぐに奪い返すと、パー4の4番ではセカンドのアイアンショットがピン手前から転がってカップに消えるイーグルを決めた。「ティショットのフィーリングがあまり良くない中で、アイアンショットはすごくいい状態をキープできていたと思う」
2オン2パットのバーディだった7番(パー5)に続き、454ydと4日間で最も短い設定になった12番(パー5)でも2オン。イーグルチャンスは惜しくも左に外れたが、難なくバーディとして続く13番も獲った。バンカーに入れた17番でスコアを落としたが、26位スタートからきっちり順位を上げてホールアウトした。
ダブルス戦を含めた今季出場20試合で、トップ20フィニッシュは9試合目と安定感が光る。トップに立つルーキー・オブ・ザ・イヤー争いで目下のライバルとなるイム・ジンヒ(韓国、30位)より上位で終え、ポイント差は96ptに広がった。
ポイント配分は優勝150pt、2位80pt、3位75pt…となっており(メジャーは2倍)、ツアーは残り9戦。「毎試合上位でフィニッシュできれば、おのずと結果はついてくると思うので頑張りたいです」と意欲を示す。2週のオープンウィークを挟んで19日開幕の「クローガー・クイーンシティ選手権」(オハイオ州TPCリバーベンド)からラストスパートをかける。