カナダのナショナルオープンに臨む渋野日向子※写真は「アムンディ エビアン選手権」

◇米国女子◇CPKC女子オープン 事前（24日）◇アールグレイGC (カナダ)◇6709yd（パー72）

「楽しみだけど、ちょいむずって感じです」。渋野日向子が中継局WOWOWのインタビューで、初めてとなるアールグレイGCの感想を苦笑いで語った。

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2000年までメジャー「デュモーリエクラシック」として行われていたトーナメントは、オンタリオ州のマグナCC開催だった19年大会で優勝したコ・ジンヨン（韓国）が通算26アンダーを出してはいるが、やはりカナダのナショナルオープンだ。コースセッティングは厳しく仕上がっている。

「フェアウェイキープがかなり大事。長いクラブが持てないようなラフが多く、グリーン周りも難しいので、なるべく（ティショットを）真っ直ぐ飛ばして、パーオンしていけるようにしたい」

米ツアー今季17戦目。2位になった6月「全米女子オープン」から7試合連続予選通過中と安定した成績を残しているが、先週「Danaオープン」は5メートル以内のパットに苦しんだ。「今回も難しいグリーンで、アンジュレーションがあるところが多い。縦距離もしっかり合わせていきたい」と話した。

「アムンディ エビアン選手権」のフランスから、米中西部オハイオ州の「Danaオープン」を経て、カナダ西部のカルガリーへ。立て続けに国境をまたぐ3連戦になる。「時差ぼけかわからないがずっと眠い」とこぼしつつ「しっかり4日間戦って上位争いをしたい」と意気込んだ。