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涙のち居残り練習 西村優菜は“トリ”発進で予選落ち「大ダメージでした」

◇女子メジャー第3戦◇KPMG全米女子プロゴルフ選手権 2日目(21日)◇サハリーCC(ワシントン州)◇6731yd(パー72)

西村優菜が通算7オーバー86位となり、主戦場の米ツアーでは今季出場12試合目(予選カットのない試合を含む)で初の予選落ちを喫した。

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3オーバー70位とカットライン上からのスタートとなった2日目は出だし10番で大きくつまずいた。前日もダブルボギーをたたいているタフなパー4。セカンドを左手前の池に落とすと、ドロップした後の4打目でシャンクが出て右サイドの池へ。いきなりのトリプルボギーに「結構、大ダメージでした」と少なからず動揺したと振り返る。

すぐに11番(パー5)でバーディを奪い返し、後半3番からの2連続バーディで再びカットラインに迫ったが、2日目の平均スコア「4.658」で難度1位だった8番パー4で痛恨のボギー。1Wショットを右ラフに入れ、フェアウェイにレイアップして3打目勝負ができる距離を残そうにも、手前の木が邪魔になる状況。低く打って脱出を図った5Wの2打目もファーストバウンドでラフに食われて転がしきれなかった。上から6mを残したパーパットが惜しくも外れ、果敢に攻めるしかなくなった9番(パー3)もダブルボギーで終えた。

「最後まで諦めずにはできたと思う。良くなってきているところと、“景色負け”していたところがある」。生命線のショットがところどころで乱れ、タフなメジャーセッティングに跳ね返された。悔し涙とともにホールアウトしても、小さな身体に負けん気を詰め込んだ23歳は、そのままで終わらない。ポッカリ空いた週末を前に、練習場に居残ってボールを打った。

いったん帰国し、3週後のメジャー「アムンディ エビアン選手権」(7月11日~/フランス・エビアンリゾートGC)から再始動。「エビアンも結構狭いので、景色負けしないように。自信を持って振っていければ」と立て直しのポイントを明確にした。(ワシントン州サマミッシュ/亀山泰宏)

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