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19連戦の岩井ツインズ シアトルで“スタバ1号店”の行列30分も楽しんで

◇女子メジャー第3戦◇KPMG全米女子プロゴルフ選手権 事前(19日)◇サハリーCC(ワシントン州)◇6731yd(パー72)

岩井明愛千怜のツインズは、今季2月の欧州女子ツアー「アラムコ・サウジレディース・インターナショナル」から休みなく転戦を続けてきた。この全米女子プロが19連戦目となる。

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前週も日本で「ニチレイレディス」を戦って姉の明愛が優勝、妹の千怜が21位。すぐに渡米して17日(月)に18ホールをチェックすると、プロアマ戦のため練習場での調整に限られる選手がほとんどだった18日はリフレッシュに充てた。

世界最大のコーヒーチェーンのひとつ、スターバックスの1号店にも足を延ばした。ワシントン州シアトルの観光地のひとつにもなっている場所で、30分待ちの行列(それでも短い方だとか…)。千怜は「同じコーヒーでした。(味は)何も変わらなかったですね」と笑う。目いっぱいゴルフをしてきた中での息抜きが試合への活力にもなる。

ともに初出場となる大会。両サイドの高い林が美しくも威圧感を放つコースを、持ち味である思い切りのいい1Wショットで攻め抜く覚悟だ。明愛が「怖がってプレーをしてもしょうがない。自信を持って、(自分らしさを)失わないようにしないと」と言えば、千怜も「ドライバーに自信があるので、振り切っていきたい」と力強い。

千怜は3週前の「全米女子オープン」で上位争いにも加わって19位フィニッシュ。日本と違うラフの芝質に対して「クラブを上から入れた方がいい」「ここからなら転がしで」といった状況判断の精度が上がってきている感覚がある。海外で場数を踏み、58度のウェッジ一択だったグリーン周りのアプローチも50度や54度、9Iといったクラブチョイスの引き出しも増えてきているという。

全米女子で74位だった明愛は、同大会での日本勢の活躍がモチベーションになっているとうなずく。「ちょっと悔しいなっていうのもありますし、逆に日本の選手がいるからこそ負けないように頑張ろうと思える」。メジャーで初めて姉妹そろって4日間を戦った全米女子から、今度は2人とも上位に絡めたら最高だ。(ワシントン州サマミッシュ/亀山泰宏)

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