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日本の父とテレビ電話でスイングチェック 山下美夢有「“点”で打てる精度を」

◇女子メジャー第3戦◇KPMG全米女子プロゴルフ選手権 事前(18日)◇サハリーCC(ワシントン州)◇6731yd(パー72)

開幕2日前、プロアマ戦のためコースに出なかった山下美夢有はドライビングレンジで“会話”しながらショット練習を行っていた。相手は日本にいるコーチの父・勝臣さん。後方に固定したスマートフォンでテレビ電話をつなぎ、時差16時間で早朝の日本から状態をチェックしてもらった。

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「いろいろ話して再確認って感じですね」と言ったように、親子の間でこれまでも大事にしてきたポイントを改めて話し合った様子。「ここ最近、ショット自体の調子が良くないというのもあって、直すきっかけが少しでも見つかったかなと思う」。日本にいる時と近い感覚でやり取りができるだけで安心感が違ってくるほど、父の存在は大きい。

背の高い木々がホールをセパレートする林間コースは、ところどころサイドから枝がせり出してティイングエリアの緊張感を高める。フェアウェイからグリーンを狙うショットの邪魔になることもある。セカンドの置きどころもピンポジションから逆算が必要だ。

「雰囲気は(日本のコースに)似てますけど、難しさは全然違います」と苦笑しつつ、「ティショットを“点”で打てる精度を高めて、いかに頑張れるか」とポイントを挙げる。父のお墨付きを得る形で、思い通りの組み立てを遂行できるショットの状態を取り戻せれば、「あとのコースマネジメントとかは自分次第」という戦い方ができる。

古江彩佳畑岡奈紗の米ツアーメンバーと日本勢2番手の座を争う8月「パリ五輪」に向けた出場権獲得レースもラストマッチ。「(パリ五輪に)行けたらいいなと思うんですけど、まずは目標としているメジャーで、どれだけ上位で戦えるか。そこを頑張りたい」。大舞台で納得の結果を残せれば、おのずとパリのチケットにも近づいていく。(ワシントン州サマミッシュ/亀山泰宏)

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